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飛行機の搭乗手続きとは? グランドホステスがセルフチェックインを解説

もくじ

国内・海外旅行で飛行機を使う場合、乗るまでにいくつかの手続きが必要です。その最初の手続きが「搭乗手続き(チェックイン)」。以前は有人カウンターで紙の航空券を見せ、スタッフの案内に従っていれば良かったのですが、近年はeチケットによる自動チェックイン機やオンラインチェックインサービスを利用した「セルフチェックイン」が主流です。 そこで、今回は空港で飛行機に乗る旅行者を案内するグランドスタッフに、よくあるトラブルと一般的な搭乗手続きの流れを教えていただきました

※2023年12月現在の内容です。ご利用前に必ず登場予定の航空会社のサイトにて確認をお願いします。

航空券の購入から飛行機に搭乗するまで

まず旅の日程が決まったら飛行機のチケットを購入して搭乗日の予約します。電車であれば、その後は乗車日に駅に行き、予約した電車に乗ればいいのですが、飛行機の場合「搭乗手続き(チェックイン)」をして、搭乗券を発券します。

手続き後も、機内に持ち込めないサイズの荷物を預けたり、機内に持ち込む手荷物の中身を保安検査場でチェックされたり、様々な段階があります。
事前に流れを知っておけば、空港に着いた後、スムーズに搭乗できます。

空港に到着したらまずは「搭乗手続き(チェックイン)」を!

「搭乗手続き(チェックイン)」とは、飛行機を予約した人が「これから乗ります」と航空会社に伝え、航空会社が「では、これで乗ってください」と搭乗券を発券する手続きのことです。搭乗手続きをしなければ、たとえチケットを予約・購入していても搭乗することはできませんし、搭乗券がなければ保安検査場を通過できません。

ただし搭乗手続きをしていても、搭乗時刻・出発時刻に搭乗口にいなかった場合は、搭乗を取りやめたと見なされて乗客を待つことなく飛行機は出発しますので注意が必要です。

【搭乗までの基本的な流れ】
1 チケット予約&購入
航空会社の公式サイトや旅行会社、チケット販売のサイトなどで、移動したい日時の飛行機のチケットを予約・購入します。この時に座席の指定も可能です。
2 搭乗前にチェックインし、搭乗券を発券
飛行機に乗るために「搭乗手続き(チェックイン)」をして「搭乗券」を受け取ります。座席指定をしていない場合は、ここで指定します。なお「搭乗券」はほとんどの航空会社の場合、2次元コードになっています。
3 荷物の預け入れ
スーツケースなどの荷物は機内に持ち込めるサイズに制限があるため、制限以上の大きい荷物は搭乗前に預け入れをします。ここでも最近は、自動手荷物預け機を使ってご自身で預け入れます。
4 保安検査場へ
搭乗前に、機内に持ち込む手荷物に危険物や持ち込み禁止の物が入っていないかなどのチェックをする保安検査場を通過します。ここから先は搭乗券を持っている人だけが入ることができます。
5 出国手続き(国際線の場合)
6 搭乗口へ
搭乗する飛行機の出入り口です。ここで最後の搭乗確認が行われます。
7 機内へ

空港に到着するのは、フライト時刻のどのくらい前がおすすめ?

飛行機は搭乗するまでに手続きが多くあります。そのためフライト時刻の数時間前には空港に到着していると安心です。

各航空会社のサイトには、出発時刻の何分前までに搭乗手続きを済ませるよう案内がありますが、慣れていない方は記載されている時間に1時間ほどプラスしておくと安心です。国内線なら1時間半前、日本から出発の国際線であれば2~3時間前がおすすめです。
保安検査場の長い列や、空港によっては搭乗口までバスや空港内のモノレールで移動することもあるので、時間がかかるケースもあるためです。搭乗口は航空会社のサイトから確認できますので、事前に確認しておきましょう。

自身で搭乗手続き(チェックイン)を完了させる「セルフチェックイン」が主流に

以前は、飛行機の搭乗手続きは空港のカウンターで、グランドスタッフと呼ばれるスタッフが対応をしていました。しかし近年、搭乗手続きがシステム化されたので、国内線・国際線のほとんどで「自動チェックイン機」などの機械を使った自分自身で搭乗手続きを行う「セルフチェックイン」が主流になっています。荷物の預け入れも自身で行うことが多いため、全体的な流れが分からないと当日空港で時間がかかることも。

日本航空(JAL)や全日空(ANA)など、日中に何十便も運航する航空会社では、チェックイン機の近くにグランドスタッフが待機して質問などに答えてくれますが、質問する人が多く聞くのに順番待ちが発生することも多々あります。また、空港によっては1日に数本しか運航しないLCCや外資系の航空会社では、出発時刻の1~2時間前しかスタッフが待機していないこともあります。
事前に搭乗予定の航空会社の搭乗手続き方法を調べておくのがおすすめです。

「搭乗手続き(チェックイン)」の方法

「チェックイン機」は航空会社ごとに独自のシステムになっているため、それぞれで細かな操作方法やチケットの表示方法などが異なります。ここでは一般的な流れを紹介します。

自宅でもできる「オンラインチェックイン」が便利

搭乗手続きは、搭乗時刻24時間前から、スマホやPCによるオンラインでも行うことができます。「オンラインチェックイン」「事前チェックイン」「ウェブチェックイン」などと呼ばれ、当日空港でバタバタしてしまうことを避けられるので、余裕のある時に事前に行っておくと良いでしょう。

慣れると便利なので、初めてセルフチェックインをしてみる方は、最初から「オンラインチェックイン」で手続きすることをおすすめします。

搭乗手続き(チェックイン)&荷物の預け入れに必要なもの

事前のオンラインチェックインでも、当日の空港のチェックイン機でも、搭乗手続きに必要なものは同じです。チケットを購入したことを証明する「認証コード」が必要です。
「認証コード」は多くの航空会社で、購入時に使用したクレジットカードやチケット購入後に発行される「番号」になります。

この「番号」は航空会社によって名前が異なり、JALでは「航空券番号(eチケット番号)」、ANAでは「確認番号」、LCCのJetstar(ジェットスター)では「ご予約番号」などとなっています。番号の桁数も異なり、数字だけのものや、英数字のものがありますのでどの番号が「認証コード」の番号か確認しておきましょう。
なお、「認証コード」の番号(「航空券番号」「確認番号」「ご予約番号」など)は、チケットを予約・購入した時に送られてくるメールや、購入した航空会社・旅行会社・チケット販売会社のアプリやサイトのマイページ、「eチケットお客様控え」などに記載されています。

【搭乗手続き(チェックイン)に必要なもの】
◎認証コード(いずれかひとつ)
・チケット購入時に使用したクレジットカード
・予約番号、確認番号、航空券番号などの名称で発行される番号
・マイレージクラブの会員番号またはクレジットカード
◎パスポート(国際線の場合)
◎ESTAなどの電子渡航認証システム(国際線の場合で、渡航先で必要な場合)

※上記は一般的に必要とされるものの代表例です。搭乗前に必ず利用航空会社のサイトでご確認ください。

グランドスタッフが遭遇した、よくあるトラブルから学ぶ「搭乗手続きの」のポイント

ここでは実際に空港でよく起きているトラブルをご紹介。事例を参考にして、トラブルを未然に防ぎましょう。大切なのは「認証コードがどこに記載されているか」です。

航空会社を勘違い!?航空会社のサイトで直接購入

航空会社のウェブサイトから購入した場合は、認証コードは比較的わかりやすく通知がされます。購入後に届いたメールに認証番号が記載されていることを確認したら、プリントアウトをしておくか、スマートフォンからも見ることができるメールアドレスに転送しておくと安心です。銀行やコンビニエンスストアで振り込んだ場合などは画面に表示されることもあるため、その場合は写真を撮っておくと良いでしょう。なお、チケットを購入した航空会社のアプリを利用すればさらに簡単です。

よくあるトラブルのひとつが、航空会社を間違えるパターンで、現役グランドスタッフによると意外に多いのだとか。成田空港や羽田空港は航空会社によってターミナルが異なるため、例えば羽田空港でJALとANAを間違えるとターミナル間を移動することになります。基本的なことになりますが注意したいところです。

<チェックポイント>
◎搭乗予定の航空会社を改めて確認!

番号違いが多発!旅行会社やウェブのチケット会社経由の航空券

旅行会社や飛行機のチケットの販売サイトで予約・購入をした場合でも、搭乗手続きに必要な「認証コード」の番号(「航空券番号」「確認番号」「ご予約番号」など)は航空会社から発行されています。
しかし、旅行会社やチケットの販売サイトなどで購入した場合、その旅行会社専用の、チケット用とは別の番号が発行されることがあります。

例えば、旅行会社のホームページから購入するには会員登録をして、マイページなどが自動で作られると、そのマイページにアクセスするためのIDや、ツアーの予約番号などが発行されます。搭乗手続きで使用する航空会社の番号は、そのマイページの中に記載されているのですが、空港に到着してからマイページへのアクセス方法自体が分からない、IDとパスワードが分からずマイページ入れない、プリントアウトしたメールに必要な番号が書かれていないといったトラブルがとても多いとのことです。

旅行会社やチケット会社の予約状況の閲覧方法は会社ごとに異なり、航空会社のグランドスタッフも詳細がわかりません。質問をされても「ここを見てください」と答えることができないため、どれが飛行機の予約関連の番号なのか、事前の確認が必要です。
予約をして安心してしまい、空港で初めて予約完了のメールを見るという人も多いそうで、旅行前にメールの内容を確認しておくことをおすすめします。

<チェックポイント>
◎旅行会社やチケット販売サイトの予約番号と認証コードの番号を間違えていないか確認!
◎予約完了後に送られてくるメールのURLを一通りクリックして内容を確認!

アライアンスや航空会社ごとに異なる!?特典航空券や他社運航(コードシェア)便

他社運航(コードシェア)便や、搭乗予定の航空会社ではない航空会社のマイレージプログラム特典航空券を利用している場合も注意が必要です。「認証コード」の番号自体は、搭乗予定の航空会社から発行さるのですが、旅行会社やチケット会社同様に、その番号がメールなどのどこに記載されているのかがわかりにくいことが多いのだとか。搭乗予定の航空会社のスタッフに聞いてもわからないため、事前にしっかりと確認をしておくと良いでしょう。
おすすめは、事前の「オンラインチェックイン」です。番号が合っていればその場で搭乗手続きは完了しますし、間違っていても搭乗するまでは時間があるため落ち着いて番号を探すことができます。

<チェックポイント>
◎事前にオンラインチェックインで手続きを済ませる

これで安心と思いきや!? 代理人が購入・予約してくれた場合の落とし穴

家族や親戚などが代理で、チケットの予約と購入をしてくれることも多々あります。そして「これだけ持って空港に行けば大丈夫だよ」と言われて持ってきた番号やメールをプリントアウトしたものが、違うものだった例も多くあります。購入してくれた人とすぐに連絡がつかないこともあるため、やはり事前の確認が必要です。
一番簡単なのは、他社運航便や特典航空券利用と同様に、前日に「オンラインチェックイン」をしておくことです。

<チェックポイント>
◎ツアーやチケット販売サイトの予約番号などではないか確認!
◎送られてきたメールのURLを一通りクリックして確認!
◎事前にオンラインチェックインで手続きを済ませる

「搭乗手続き」後は、2次元コードの「搭乗券」が大切

搭乗手続きをすると「搭乗券」が発行されます。現在の主流は、2次元コードなどをはじめとした2次元コードの搭乗券です。搭乗者全員分が発行されているか、その場で確認しましょう。この「搭乗券」は、荷物の預け入れや、保安検査場通過時、搭乗口で必要になります。

チェックイン後の落とし穴に注意!2次元コードなどを忘れずに

2次元コードで発行される「搭乗券」ですが、発行方法がいくつかあります。スマートフォンを利用した「オンラインチェックイン」の場合はオンライン上で発行されるため、表示された2次元コードが、スマートフォンのどこに保存されるのかを必ず確認しておきましょう。ウォレットアプリに追加ができるものが多いです。

その他、航空会社のアプリなら保管場所もわかりやすいのですが、自宅のパソコンなどでウェブサイトから搭乗手続きをした場合は、表示された2次元コードを写真にとっておくと便利です。プリンターをお持ちの方はプリントアウトしておくのも良いでしょう。
スマートフォンで搭乗券を発行した場合も、念のためスクリーンショットで画面を保存しておくのがおすすめです。

なお、搭乗券は各自が自分のスマートフォンで保管することがベストですが、代表者がまとめて受け取ることも可能です。ただし乗り継ぎが必要な場合は、常に全員が一緒に行動しなければならなくなり「ちょっと先に行っているね」といったことができないためご注意ください。

配慮が必要な方や、イレギュラーな場合は有人カウンターへ

便利な「オンラインチェックイン」や「自動チェックイン機」ですが、これらが使えない場合もあります。
そのひとつが、車いすを利用している場合です。配慮が必要な方向けの専用カウンターを設けている航空会社が多いので、公式サイトで場所を確認しておくと良いでしょう。

それ以外で「オンラインチェックイン」や「自動チェックイン機」が利用できない場合もあります。各航空会社の公式サイトで確認しておきましょう。
利用ができない場合は、有人カウンターでの搭乗手続きとなりますが、有人カウンターは混んでいることが多く、カウンターの場所がフロアの端にあることも。繁忙期には長蛇の列となりますので、早めに空港に到着しておくようにしましょう。

空港でスムーズに搭乗するために

自身で搭乗手続きができるようになると、搭乗までのステップが本当に簡単になります。混雑する有人カウンターで手続きをしなくてもいいように、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

飛行機の出発時刻は搭乗時刻ではありません

チケットの購入・予約時に表示されている時刻は「出発時刻」となっており、この時刻は飛行機の扉が閉まる時刻となります。定刻通りに出発するためには、それよりも前に搭乗しておかなければならないため、多くの航空会社が出発時刻の10~15分前に搭乗を締め切ります。それ以降は、たとえ搭乗手続きや保安検査、海外旅行なら出国手続きを終わらせていても、搭乗できない可能性があります。
それに合わせて保安検査場は、国内線でも30分前には通過するようにしましょう。繁忙期であれば保安検査に時間がかかる以外にも、海外旅行(国際線)になると、出国手続きもあるため、さらに時間がかかります。
元々、国内線と国際線では搭乗手続きの締め切り時間も異なり、国際線のほうが1時間前に早く締め切ります。時間に余裕をもっておくと安心です。

手荷物はセルフ式自動預け機で運べるサイズ内に収める

搭乗手続きの際は、飛行機に預ける手荷物の手続きも同時に行います。現在は、無人の自動手荷物預け機で預ける航空会社も多く、自分で預け入れ手荷物にタグをつけて預けます。しかし、無人の自動手荷物預け機では、預け入れできるサイズやルールが決まっています。
ケースに入っていないサーフボードや、蓋が閉められていない、ついていないゴルフケースなどは有人カウンターのほうで預け入れをしなければならないので、規定外の荷物がある場合は事前に確認しましょう。

グランドスタッフによると、自動手荷物預け機で預かったすべての荷物は、基本的に機械によって運ばれます。移動レーンでそのまま移動していくため載せ替え回数が少なくなり、荷物の迷子(ロストバゲージ)や、載せ替えの際に荷物同士がぶつかるといったリスクが低くなります。そのため、できるだけ自動手荷物預け機に預け入れることができるサイズに収めたほうが良いそうです。

預け入れ手荷物のサイズやルールについては、各航空会社が詳しく説明していますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

羽田空港&成田空港のヒルトングランドバケーションズデスクが期間限定で実施

羽田空港のヒルトングランドバケーションズデスク
羽田空港のヒルトングランドバケーションズデスク

2023年の年末年始にも、羽田空港と成田空港にヒルトングランドバケーションズデスクが設置されます。

<プロモーション実施場所>
羽田空港
羽田空港国際線ターミナル 5階 EDOホール(~1/8)

成田空港
成田空港第一ターミナル4階 Fa-So-La GIFT SHOP 南ウイング店前(~12/21)
成田空港第一ターミナル4階中央 千葉トレードセンター隣(12/22~) 
第2ターミナル4階 福寿園前

成田空港のヒルトングランドバケーションズデスク
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空港にお越しの際は、ぜひデスクにもいらしてください! スタッフ一同皆様をアロハでお迎えいたします。

オンラインチェックインやセルフチェックインと聞くと難しそうに思われがちですが、事前にちょっとしたチェックをしておくと搭乗がとてもスムーズになります。とても便利なので、積極的にこちらの記事を利用して良い旅をお楽しみください。

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