スヌ子の簡単おもてなし術ハワイ流ファミリーパーティー
vol.10
もくじ
こんにちは!スヌ子です。バカンス心を誘う真夏がやってきました。今回は、コンドミニアムでも楽しめる簡単沖縄料理をご紹介します。ゴーヤーを使ったヘルシーレシピと豚肉を使ったお料理、そして人気のシークワーサーを使ったスイーツのレシピです。
火はほとんど使わないヘルシーなゴーヤーツナ
まず1品目は、作り置きもできるヘルシーな野菜おかず。ゴーヤー=苦瓜は、その名のとおり独特の苦味と、瓜らしい青い香りが特徴です。その苦味ゆえ、茹でたり塩もみしたりと下ごしらえにひと手間かけている方も多いのでは?
でも、この組み合わせなら下ごしらえなしで大丈夫!ツナとかつおぶし、ダブルの旨味が苦味をまろやかに包み、さらに熱したごま油がゴーヤーをほどよく加熱、香ばしさもプラスされることで、ついもう一口と後を引く味に。20年以上も前、うちなーんちゅ(沖縄の地元の人)から教わって、わが家で作り続けているレシピです。
ゴーヤーツナ
材料(作りやすい量)
- ゴーヤー 大1/2本
- ツナ缶(オイル漬け) 小1缶
- かつおぶし ひとつかみ
- ごま油、ポン酢 各大さじ2
作り方
1) 種とわたを取り5㎜厚に切ったゴーヤー、オイルを切ったツナ缶をボウルに入れ、ポン酢であえる。
2) かつおぶしをかぶせるように広げてのせる。
3) 小鍋にごま油を入れて火にかけ、白い煙が立つまで熱したら、かつおぶしの上から回しかける。全体を手早く混ぜ合わせてできあがり。
真っ黒でこってり。なぜかクセになる琉球王朝の宮廷料理
2品目は、一度食べたら忘れられない、真っ黒でインパクト満点なお肉料理「ミヌダル」。東道盆という琉球王朝時代の宮廷料理で、黒ゴマのタレがミノ(蓑)のように豚肉を覆っており、名前の由来もそこから来ているとか。
豚肉と黒ごまペーストをやわらかく蒸し上げるのが本来のレシピですが、今回はお手軽にレンチンで作ります。たっぷりの黒ごまペーストに黒糖と泡盛をしのばせて、ミネラルとスタミナ補給にも最高のひと品。じんわり口に残る奥深い旨味に、お酒も進んでしまいます。
ミヌダル
材料(作りやすい量)
- 豚とんかつ用肉 2枚/約300g
- A: しょうゆ、黒糖 各大さじ2、 泡盛 大さじ1(なければ焼酎か酒)
- B: 黒すりごま 大さじ3、黒ねりごま 大さじ2
作り方
1) 加熱した際に反らないよう、豚肉の赤身と脂肪の間の筋を断つようにハサミを入れる。
2) ポリ袋にAを入れて振り混ぜ、豚肉を漬け込んで15分以上置く。
3) Bをボウルに混ぜ合わせ、02の袋の端を切って漬け汁を流し込み、よく混ぜる。
4) 豚肉の汁気を拭き取って皿に並べ、03のごまペーストを塗りつける。ふんわりとラップをし、600wのレンジで3分加熱する。
5) 粗熱が取れたら、食べやすく切る。切る都度、包丁についたペーストを拭き取ると切り口がきれいに仕上がる。
ぷるぷるつるん。シークワーサージュースで作るスイーツ
思い立ったらすぐできる、口当たりのよいひんやりスイーツも。片栗粉でやわらかく固めるフルーツわらびもちです。100%ジュースならなんでもおいしくできますが、沖縄シークワーサーミックスというジュースを見つけたので試してみたら、夏らしい甘酸っぱさに仕上がりました。
やわらかい白玉のような食感なので、黒蜜やメープルシロップ、練乳をかけたり、フレッシュなフルーツやアイスクリーム、ヨーグルトを添えても。
シークワーサーわらびもち
材料(作りやすい量)
- 片栗粉 大さじ3
- シークワーサーミックスジュース 1本/200ml
- 砂糖 大さじ1
作り方
1) 材料を耐熱ボウルに入れてよく混ぜる。ラップをせず、600wのレンジで1分温め、取り出して手早く混ぜるのを3回繰り返す。
2) 片栗粉の白さが消え透明感が出てきたら、ゴムベラでなめらかに練り上げる。
3) 濡らしたスプーンで一口大にすくって、冷水に落とす。
4) 水気を切って器に入れ、好みのシロップなどをかける。
沖縄料理というと、どうしても凝った食材が多いかな?と躊躇しがちですが、比較的挑戦しやすいレシピをご紹介しました。
使う食材や調味料も少ないので、リゾートがオープンしたら、ぜひ「ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ」のキッチン付きのお部屋でも、気軽にお試しください。もちろん、おうちのダイニングで旅気分を味わっても。暑い夏、しっかり食べてよく眠って、どうぞ健やかにお過ごしください。
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