旅のヒント
vol.91
もくじ
ハワイ旅行が決まったら、パスポートの取得やアメリカ入国のための準備が必要です。ところで、ハワイ旅行は、入国時と帰国時に必要な手続きが以前と少し変わったのはご存知でしょうか。ハワイは、アメリカ本土渡航時と同様に電子渡航認証システムESTAの申請が必要です。今回は、アメリカ入国時に必要な手続きのほか、日本への帰国時に登録していると便利なサービスもご紹介します。
ハワイ旅行の手続きや準備の流れ
<入国前~帰国までの流れ>
旅行が決まったら、次に何をすればよいのでしょうか。パスポートなど時間のかかる申請物もあるので、まずは下記の大まかな流れを確認して、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
3.ESTAを確認、申請
5.入国手続オンラインサービスなどの手続き
6.ハワイ旅行へ 入国審査
7.帰国
ハワイ渡航に必要な手続き ~パスポートの取得とESTA申請~
変化する海外旅行。端末機によるセルフ化が主流に
近年、飛行機の搭乗手続きや出入国手続きなどで自動化・セルフ化が進んだほか、一部の国ではビザの代わりに別の認証が必要になるなど、海外への出入国の仕方が色々と変わっています。
なかでも、ハワイを含むアメリカへの渡航には電子渡航認証システム(ESTA:Electronic System for Travel Authorization)が導入され、認証を受けていないと飛行機の搭乗やアメリカへの入国が拒否されてしまうため、注意が必要です。
改めて、ハワイ旅行や出入国に必要な手続きや流れを確認しておくとよいでしょう。
(参考)
【外務省】米国へ渡航される方へ:ESTA(電子渡航認証システム)に申請してください
【在日米国大使館と領事館】ESTA(エスタ)申請
<ハワイ旅行での入国に必要なもの>
・パスポート
帰国時まで有効なもの。入国時90日以上が望ましい。
→ 2023年最新 ハワイ旅行のために知っておきたい。パスポートの作り方と必要な申請書類
・ESTAの申請・取得
出発の72時間以上前までの申請が望ましい。
・航空券
→ 飛行機の搭乗手続きとは? グランドスタッフがセルフチェックインを解説
・アメリカ(ハワイ)の滞在先住所
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パスポートを取得したらESTA申請を
電子渡航認証システムESTAとは
ESTAは、アメリカ国土安全保障省(DHS)により、日本を含むアメリカのビザ免除プログラム(Visa Waiver Program/VWP) 対象国の渡航者に義務付けられている渡航認証です。
日本のパスポートを持つ方は、アメリカに短期間の観光などで90日以内の滞在目的で旅行する場合、査証(ビザ)は免除されていますが、アメリカ行きの飛行機・船舶に搭乗する前にESTAの認証を取得していなければなりません(アメリカでの乗り継ぎ含む)。ESTAは1度申請すると2年間有効なので、パスポート取得後に申請しておくとよいでしょう。なお、2年以内にパスポートの有効期限が切れる場合は、ESTAも同時に無効となります。また、パスポートを更新・再発行した場合はESTAも再申請が必要です。
※ESTA申請は即時承認ではありません。アメリカ大使館は、ESTAの申請は渡米日(出発)の72時間以上前までに行うよう強く推奨しています。
※ESTAはビザではないため、入国を保証するものではありません。また、ESTAを申請すれば必ず取得できるものでもありません。
ESTAの申請料金はクレジットカード払いが可能
ESTA申請時に21ドルの申請料金が必要です。ESTA申請を自分で行うと、最後に支払い画面が表示されるので、クレジットカードまたはPayPalで支払います。
PCやスマホからオンラインでESTA申請
ESTAの申請方法
ESTAは、旅行会社などに依頼して代理申請も可能ですが、自分自身でオンラインによる申請が可能です。パソコンは公式ページから、スマートフォンやタブレットからならアプリをインストールして申請します。
入力する項目は多いのですが、案内に従って進められるのでわかりやすいです。
なお、パソコンから申請する場合は「ESTA 申請」などで検索すると、公式サイトに酷似した代理申請を行う会社のサイトが上位に表示されるためご注意ください。
正式なURLは esta.cbp.dhs.gov/ です。
<用意するもの・事前準備>
・ハワイ旅行に使用する パスポート
・申請料支払いのためのクレジットカードや、PayPalアカウント
・受信可能な電子メールアドレス
・スマートフォンで申請する場合は公式アプリ「ESTA Mobile」のインストール
・アメリカ(ハワイ)の滞在先住所、電話番号などの連絡先
<パソコンでの申請の流れ>
ESTAを申請するウェブサイトは英語ですが、右上にある「Change Language」で、言語を日本語にできます。案内に従って入力するだけなのと、入力スペースごとに解説が出てくるので、少し時間はかかりますがそれほど難しくはありません。
ただし、申請内容を誤って登録してしまうとそのままESTA申請が通ってしまい、問合せや訂正に時間がかかってしまうことがあります。内容に間違いがないよう、落ち着いて入力するためにも時間に余裕がある時に行いましょう。
パソコンからなら、一度に複数人の申請ができるグループ申請も可能です。家族などの同行者の分も申請する場合に便利です。
<スマートフォンなどのモバイルでの申請>
スマートフォンやタブレットから日本語で申請ができるようになったので、便利になりました。パソコンからの申請と違う点は、パスポートの顔写真を元に本人確認を行うため、申請者の顔写真を撮影する点です。簡単ではありますが、乳幼児や小さなお子様の撮影が少し難しいかもしれません。
また、アプリの場合はグループ申請ができずに1人ずつ申請をしなければならないほか、途中で英語に切り替わってしまうこともあるようなので、ご注意ください。
<申請時の注意点、ポイント>
・パスポートの顔写真掲載ページをアップロードすると、パスポート番号や取得年月日など読み取りができた個所については自動で入力がされます。間違いがないか、必ず確認します。
・名前や住所などは基本的にアメリカの記載方法となるため、名前は姓(Family name)が後、名(First name)が先。住所も建物名や番地が先の英語表記なります。
・赤い星印のある個所は必須項目です。
・アメリカ滞在時の住所はホテルなどの宿泊予定先を記入しておきます。
・電話番号は、国番号を入力するため、最初の「0」は取って入力します。
「申請番号」を忘れずに。途中保存について
申請途中でも保存をすれば、ブラウザやアプリを閉じて申請作業をストップしても、後日再開することができます。保存せずに閉じると、最初からやり直しになるのでご注意を。
申請の中断時(保存後)や登録完了後に「申請番号」が画面に表示されます。申請を再開する場合や、認証の状況を確認する際などに必要となる番号です。完了後にメールも送られてくるので、念のためスクリーンショットやメモをとっておくことをおすすめします。
※2024年4月現在の申請内容と流れになる為、予告なく変更されることがあります。
1~3日で審査完了。ESTA認証について
認証の可否は、公式サイトで「申請番号」を使って確認するか、登録完了のメールの到着で判明します。通常1日または2日間ほど。遅くても72時間ほどで認証の可否がわかります。
ESTAの情報はパスポート情報と紐づいているため、認証取得後は他に登録や手続きは必要ありません。いつでも確認ができるように「申請番号」や有効期限などはメモをしておくとよいでしょう。
ハワイに到着!入国審査の待ち時間が短縮傾向に
<ハワイ入国の流れ>
1.入国審査
2.荷物受取
3.税関
4.到着ロビーへ
ハワイの入国審査は、オンシーズンは時間がかかり行列ができることも多かったのですが、端末を利用したチェックが導入され、早くなったとの声が増えています。
対面による入国審査の前に、端末でチェック
ハワイ到着後、審査官がいるゲートでの入国審査の前に、端末で顔写真の確認や指紋のスキャンを行います。その後、審査官のいるゲートへと進み、最後に対面での審査となります。
ESTA取得者は簡単に。税関申告について
入国審査の後は荷物を受け取り税関申告となりますが、。ESTA取得者で申請するものがない方は、紙の税関申告書の提出は不要になります。
なお、ESTAではなくビザを利用して渡航される場合は紙の税関申告書の提出が必要です。
安心、便利。登録しておきたいサービス
海外安全情報「たびレジ」の登録
「たびレジ」は、外務省が発信している海外安全情報無料配信サービスです。渡航予定の国や地域を登録しておくと、該当地域での重大事件・事故情報や注意喚起情報などが配信されます。念のため登録しておくことをおすすめします。
「Visit Japan Web(日本入国手続きオンラインサービス)」の登録
「Visit Japan Web(日本入国手続きオンラインサービス)」は、ハワイをはじめとした海外から日本への帰国時に便利なサービスです。
入国の手続きに必要な情報を事前に登録し、2次元コードを入手し、日本の入国時に電子端末に提示することで「入国審査」「税関申告」の手続きをスムーズに行うことができます。
<登録に必要なもの>
・パスポート
・航空券
・メールアドレス
<登録の流れ>
1.アカウントを作成
2.利用者を登録
3.帰国の予定を登録
4.税関申告の情報を登録する
税関申告の情報入力は、これまでの紙の税関申告書と同じ内容です。ウェブサイトで必要な情報を登録すると2次元コードが発行されるので、これをスクリーンショットで控えます。2次元コードはマイページで表示できますが、日本到着直後にインターネットへの接続がうまくいかないなどの事態に備えてスクリーンショットで画像保存もしておきましょう。
到着後は、空港の電子申告端末のあるゲートで提示するだけです。
Visit Japan Web
※2024年3月21日から上記URLに変更となっています。
成田空港、羽田空港にてヒルトングランドバケーションズのプロモーション実施中
羽田空港、成田空港第1及び第2ターミナル内にて、ヒルトングランドバケーションズのプロモーションを実施しています。
成田空港内プロモーション実施場所
第1ターミナル4階 千葉トレードセンター隣プロモーションスペース
第1ターミナル4階 南ウィング側入り口
第2ターミナル4階 福寿園前プロモーションスペース
羽田空港内プロモーション実施場所
羽田空港第3ターミナル
4階 「江戸小路」イベントブース(もしくは 5階 「EDOホール」イベントブース)
(期間によってデスクの場所が変更となる可能性もあります。)
ハワイご旅行前にメンバー様がデスクにお立ち寄りいただくと、数量限定でハワイの情報誌LaniLaniをお渡ししております。(メンバー様のみの特典となっております。)
無くなり次第終了ですので、ぜひハワイご出発前にお立ち寄りください。
現在、ヒルトングランドバケーションズでは「アンケートに答えて沖縄旅行を当てよう」キャンペーンを開催中です。航空券付きのヒルトン沖縄瀬底リゾートの宿泊券3泊他、豪華賞品が抽選で当たるキャンペーンは、2025年3月31日まで実施中。ぜひデスクにお立ち寄りください。
ウェブサイトからのご応募はこちらからどうぞ
ハワイにあるヒルトングランドバケーションズのリゾート
ハワイのヒルトングランドバケーションズのリゾートでゆったりとした滞在型旅行を
1度訪れると何度も行きたくなるハワイ。都会的で便利な面と豊かな自然が両立し、アクティビティが豊富なことから、海外旅行が初めての人も久しぶりの人も、旅慣れた人も、自分に合った過ごし方ができます。
ヒルトングランドバケーションズはハワイ4島に13のリゾートがあり、メンバー様になることで所有しているリゾートはもちろん、「他のリゾートへ行ってみたい」などのご要望にも柔軟なプログラムで他の島のリゾートを利用することもできます。
バケーション・ メンバーシップは「タイムシェア」とも呼ばれ、「毎年1週間」を基本にリゾートを所有して、バケーションをお楽しみいただくことができます。ヒルトングランドバケーションズなら、暮らすような感覚で、長期滞在でゆっくりとハワイを満喫できるでしょう。
ヒルトングランドバケーションズのハワイの全リゾート
【オアフ島・ワイキキ】
・ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・グランドワイキキアン・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・ホクラニワイキキ・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・カリアスイーツ・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・ラグーンタワー・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・ザ・モダン・ヒルトンバケーションクラブ
【ハワイ島・ワイコロア】
・オーシャンタワー・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・キングスランド・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・コハラスイーツ・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・ザ・ベイクラブ・ヒルトングランドバケーションズクラブ
【マウイ島】
・マウイベイヴィラズ・ヒルトングランドバケーションズクラブ
・ヒルトンバケーションクラブ・カアナパリビーチ
【カウアイ島】
ザ・ポイント・アット・ポイプ・ヒルトンバケーションクラブ
ハワイ旅行が決まったら、パスポートとESTAと航空券は早めに手配を。ヒルトングランドバケーションズのお部屋の予約ができたら、必要な手続きや流れを知っておくと旅もスムーズに計画できます。そして、楽しいハワイ旅行になること間違いありません。余裕をもって準備して、楽しいご旅行を!
私だけのとっておきのリゾートへ!
ヒルトングランドバケーションズのリゾートはこちら▼から!