旅のヒント
vol.12
もくじ
非日常を味わえる旅行は楽しみですが、旅行前のパッキングには意外と悩みがち。特に海外への長期滞在は、持ち物をどれだけ上手に詰められるかがポイントです。そこで今回は元CAオススメのパッキング技術を4つご紹介。身軽で快適な海外ステイをお楽しみください!
持ち物のポイント
旅行の際は、機内持ち込み手荷物、受託手荷物どちらにも航空会社ごとに規定があるため、持っていけるものが限られてきます。まずは、現地で快適に過ごすための持ち物の選び方やおすすめのアイテムをご紹介します。選び方のポイントをおさえて、できるだけ現地で使いやすくコンパクトにまとまるものを選ぶようにしましょう。
持ち物の選び方
旅行に行く際は色々なシチュエーションを考えて、ついたくさんものを持って行きたくなります。これからご紹介する選び方のポイントをおさえておけば、コンパクトでスマートにパッキングができるため、現地でも快適に過ごすことができるでしょう。
①使い慣れたものを選ぶ
靴も服も化粧品もすべて普段から使い慣れているものを選びましょう。いつもと違う環境で慣れないものを使用すると、予想外の疲れ、不自由、肌荒れに繋がるので注意が必要です。
②洋服は全て異なるアイテムを選ぶ
持って行く服を選ぶ際は、対応力をアップさせるために服のセレクトを考えるのも大事なポイントです。例えば、Tシャツ、ノースリーブ、カットソーは各1枚、冷房・紫外線対策にかさばらないストール、ドレスコードのあるようなレストラン用のワンピースなどいくつかのシーンを想定し、それに合わせて全て違う種類のものを用意しましょう。
③旅先で洗濯し、かさばる服は最小限に
衣類は思いのほかかさばるうえ、重量もあります。現地で洗濯して使いまわすことで、荷物はよりコンパクトになります。洗濯が簡単にできる下着やキャミソールは、泊数に限らず最大3セットにして荷物をできるだけ最小限におさえましょう。
④しわになりにくい服を選ぶ
服をパッキングする時に気になるのがしわです。その心配をなくすために、ポリエステルやナイロン、ウールなどできるだけしわになりにくい素材の服を選ぶようにしましょう。そうすることで、しわ対策の手間を省くことができ、パッキングが楽になります。
意外とあってよかった携帯用加湿器・マスク
機内でも滞在先のホテルでも気になるのが乾燥です。そこで、乾燥対策としておすすめのアイテムを2つご紹介します。どちらもコンパクトでかさばらないものなので、機内持ち込みの荷物としてもおすすめです。
①部屋の乾燥対策にマスクをつけながら寝る
ホテルや機内での乾燥対策として外せないマスクは薄くて持ち運びも楽なので、持ち運び必須。空いたスペースに入れておくと良いでしょう。ホテルで夜寝るときにつけるのはもちろん、機内では乾燥対策だけでなく寝顔を隠すこともできます。
②たためば手のひらサイズのハンディ加湿器
乾燥対策としてマスクと一緒に持って行きたいハンディ加湿器。ハンディ加湿器は、折りたためばコンパクトに手のひらサイズとなるのでかさばりません。特にペーパータイプの加湿器なら、音もせず、使い方も簡単なので機内での乾燥対策としてもおすすめです。
小さいお子様との旅行におすすめのアイテム
小さなお子様との旅行におすすめなのがストッケの「ジェットキッズ」という、子供が自分で持ち運びもできるサイズのスーツケースです。このスーツケースの優秀なところは、鞄の仕掛けと付属のマットにより、スーツケースが四方に広がり、座席の足元を即席でフラットにできる点です。
これによって作られたスペースを子供は“自分の場所だ”と認識し、機内で持ってきたおもちゃや道具で遊んだり、眠ったりできるため、機内を動き回る時間が少なくなるというメリットも期待できます。子供が狭い機内で快適に過ごせる対応策として準備しておくと安心です。
※航空会社によって規定が異なるため、機内で使用可能か、またどこの座席で使用可能か航空会社に事前に確認しましょう。
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女性特有の悩みを解決できる豆知識
パッキングする際に女性が特に悩むものの一つに化粧品が挙げられます。ここでは、使い慣れたお気に入りの化粧品やアクセサリーを壊すことなく持ち運ぶためのおすすめの豆知識をご紹介します。
化粧品にコットンを入れてクッション代わりに
アイシャドーなどの化粧品には、コットンをクッション代わりに入れると崩れにくくなります。アイシャドーの蓋を開けて粉の上にコットンを置き、蓋を閉めるだけととても簡単です。これをするだけで崩れにくくなるのでぜひお試しください。
液体の化粧品がこぼれないように食品包装用ラップフィルムを巻く
化粧水やオイルを持ち運ぶ際に心配なのが液漏れ。その防止策には、食品包装用ラップフィルムがおすすめです。オイルの蓋をとった口の部分に食品包装用ラップフィルムを被せて蓋をするだけで、オイルがこぼれにくくなります。
化粧品は詰め替え容器を活用
荷物をコンパクトにまとめるために化粧品は詰め替え容器を活用しましょう。自宅で使っている大きい容器のままだとどうしてもかさばってしまうので、使う分だけを詰め替えるとスーツケースにスペースができます。さらに使い切ったら捨てることもでき、お土産のためのスペース作りにも一役立ちます。
ファスナー付きナイロン袋に入れて液漏れ防止
それぞれの化粧品を詰め替えたら、液漏れ防止のために小さいファスナー付きナイロン袋に入れてパッキングしましょう。万が一液漏れしてしまっても、他の荷物が濡れてしまうことがなく安心です。
アクセサリーが絡まないようにストローを使用
旅行先でアクセサリーを使おうとしたら絡まっていたことはありませんか? 絡まったアクセサリーを解くのは時間がかかり、壊れてしまう可能性もあるので、できるだけ避けたいですよね。そんな時に便利なのがストローです。アクセサリーのチェーンなど紐状の部分をストローに通して留めるひと手間で悩みも解決です!
賢く収納できるパッキングアイテム
持ち物が決まったら、次にパッキングに使用するアイテムを選びましょう。小分けにしてパッキングすることでしまいやすく、取り出しやすくなりますが、使うもの次第で収納できる量、見た目、取り出しやすさが随分と違ってきます。
ここでは、CAに人気のリーズナブルで賢く収納できる巾着や風呂敷、キレイにパッキングできるパッキングキューブをご紹介。空港で検査のためにスーツケースを開けられることもあるので、恥ずかしい思いをしなくて済むように開けた時の見た目にも気を付けましょう。
隙間にフィットする巾着袋は小分け用に便利
CAがずっと使い続けている不動の人気アイテムが巾着袋。リーズナブルな上に形がフレキシブルで隙間にフィットしてくれる点がその理由です。種類ごとに分けて入れることで、見た目にもキレイに収納でき、スペースを有効活用することができます。
巾着に負けず劣らず使われ続ける風呂敷
巾着の他にCAがよく使うアイテムが風呂敷です。人気の理由は、服をクルクル巻いて包んだり、しわになりにくいように中身に合わせて包んだりと持ち物の性質に合わせて柔軟にパッキングすることができる点です。また、巾着と同じように形を好きなように作ることができるので、隙間に合わせて収納することができるのも嬉しいポイントです。
見ためもすっきり、コンパクトに収納できるパッキングキューブ
スーツケース内をきれいに収納したい方におすすめなのがパッキングキューブ。スーツケース内を隙間なくキレイに埋めることができ、見た目も大変すっきりします。サイズも数種類あり、アイテムに合わせて選ぶことができます。
荷物が崩れにくいパッキングの仕方
パッキングの仕方によっては、せっかく詰めた荷物が片側に寄ったり、崩れたりすることも。次にご紹介するポイントを意識すれば、誰でも賢くパッキング上手になれます。
パッキングのポイント
パッキングする際は、スーツケースを立てた時のことを考えながら、ものによって置き場所を変えるようにひと工夫。
まず、スーツケースを立てた時に安定するように、キャスターの近くに重いものを入れるようにしましょう。壊れやすいものはなるべくスーツケースの中心にくるようにパッキングすると安心です。
次にかさばる服は下の方に入れます。大きなものを詰め終わったら、荷物を崩れにくくするために隙間に小物を詰めていきましょう。
*靴はシャワーキャップの中に入れるのがおすすめです。リーズナブルでかさばらず、他の荷物が汚れる心配もありません。
まとめ
パッキング上手になると、旅の準備にかかる時間も労力も省くことができ、さらに荷物に無駄や足りないものも減るので現地でより快適に過ごすことができます。今回ご紹介しましたCAの4つの知恵、持ち物の選び方・豆知識・パッキングアイテム・パッキング方法はどれも簡単に実践できるものなので、ぜひ参考にしてパッキング上手になり、快適な旅行を存分に楽しみましょう。
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