ファミリーバケーションハワイ
vol.14
もくじ
ヒルトングランドバケーションズのタイムシェアリゾートからもアクセス便利なエリアといえば、やはりワイキキ周辺。ワイキキの東側にはショップやグルメレストランに加えて、歴史ある水族館があるのをご存知ですか?今回は、子供から大人まで家族で気軽に立ち寄れてハワイの自然を体感できる水族館と、近くにあるローカルに人気のカフェや公園、穴場ビーチなどもご紹介します。
※各種情報は2023年10月取材時のものです。
日本語の音声ガイドもある
ファミリーにも人気のワイキキ水族館
カピオラニ公園の海側にある「ワイキキ水族館」は、1904年に創業された、「全米で2番目に古い歴史を持つ公立水族館」です。100年以上にわたり、ワイキキでハワイ周辺の海洋動物やサンゴなどを紹介し、保護しローカルにも愛され続けてきました。規模は大きくありませんが、ハワイだけに生息する固有種など、珍しい生物や植物が多く、それらを間近から見学できるとあって観光客はもちろん、ローカルの子供達にも大人気のスポットです。
世界中から訪れる観光客のために、様々な言語での音声ガイドが用意されているのもポイント。もちろん日本語もあります。入館前に、スマートフォンでQRコードを読み取って言語を選ぶと、各展示の説明を日本語で聞くことができます。ぜひ、有効利用して楽しみましょう!
館内には、サンゴの展示やハナウマベイなどハワイ近海の様子を再現した水槽などが並んでおり、ルートに沿って進みます。南太平洋、さらには世界で一番大きな海洋保護区域のひとつでもある北西ハワイ諸島(パパハナウモクアケア)の海を見られる大きな水槽も発見!ほかでは見ることが難しい美しい海の世界を、ゆっくり観察できます。
※「パパハナウモクアケア」とは、ハワイ諸島から北西に約250km、約1,900Kmに及ぶ北西ハワイ諸島とその周辺の海洋保護区域地域。2010年に世界自然遺産に登録されました。
さらに、ゆらゆら泳ぐ幻想的なクラゲたちや、タツノオトシゴなどの展示が次々と現れ、時間を忘れて見入ってしまいます。
屋外には、ハワイのサンゴ礁を再現されており、小さなお子様も楽しめるはず!ハワイの魚としても知られる「フムフム・ヌクヌク・アプア・ア」など、ハワイ固有の魚たちが泳ぐ姿を間近で観察しましょう。
魚たちだけでなく、ハワイ固有種の「植物」も見ることができるのがワイキキ水族館の魅力です。神話にも登場する花「ナウパカ」や海辺に咲く朝顔「ポーフエフエ」などが大切に育てられているので、時間があればぜひ園内を散策してみましょう。
水族館ならではのお土産探しにぴったりの、ギフトショップもお見逃しなく。海の生物たちをモチーフとしたTシャツや絵本、ぬいぐるみなどを思い出に購入するのもよいでしょう。ここでしか入手できない「エモネモ」のぬいぐるみは特に大人気だそう。エモネモは、ワイキキ水族館にいるクマノミの一種。水族館のスタッフが「エネモネ」とニックネームを付けてかわいがっている魚です。またギフトショップの売上は、水族館の運営や魚たちの研究費用に充てられます。
なお、人気コーナーの1つ、ハワイ固有種のアザラシ「ハワイアンモンクシール」の展示は、2023年10月現在、会場の改装に伴い休止となっています。再開する日が楽しみです。展示の最新情報は水族館のHPでご確認ください。
Waikiki Aquarium / ワイキキ水族館
住所:2777 Kalakaua Ave Honolulu, HI 96815
営業時間:9:00 a.m.~4:30 p.m.(5:00 p.m.閉園)
定休日:なし(ホノルルマラソンデー、クリスマスは休園)
入園料:大人(13才以上)12ドル、子ども(4~12才)5ドル、幼児(3才以下)無料、シニア(65才以上)5ドル
※12才以下の子どもの入館は成人が同伴している場合に限られます。
駐車場:水族館の前に数台駐車可(2時間まで無料)。またはカピオラニ公園沿いのコインパーキングにも駐車可。
HP:waikikiaquarium.org/
ロコにも人気の穴場ビーチでゆっくり!
サンスーシー(カイマナ)ビーチへ
ワイキキ水族館を満喫した後は、すぐ近くにあるサンスーシービーチ(通称カイマナ・ビーチ)に立ち寄ってみませんか。広い砂浜が広がり波も穏やかなので、ゆったり楽しめるのが魅力です。ライフガードも常駐、シャワーもあるので、安心して遊ぶことができます。
ワイキキ中心地のビーチに比べると観光客も比較的少なく、ローカル気分を味わえます。ローカルに人気のビーチで休日は多くの人が集まるため、平日が狙い目かもしれません。
このビーチは、ハワイ固有種の「ハワイアンモンクシール」というアザラシの子育てスポットとしても知られています。現在、ワイキキ水族館では展示が休止されているハワイのアザラシに、運が良ければこのビーチで出会えるかもしれません。ただし、ハワイアンモンクシールは絶滅危惧種に指定され大切に保護されているため、少なくとも50フィート(約15m)、そして子連れの場合は150フィート(約45m)の距離を保って見守るようにしましょう。
Sans Souci Beach(Kaimana Beach) / サン・スーシ・ビーチ(カイマナビーチ)
住所:Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
駐車場:あり。
周辺路上の無料パーキング&コイン式(メーター)パーキングも利用可
ダイヤモンドヘッドを見渡せる
カピオラニ公園でテイクアウトランチを!
ワイキキ水族館の近くには、ハワイ州最大の広さを誇る「カピオラニ公園」があります。ハワイ王国第7代国王カラカウア王が作ったとされるこの公園、王妃であるクイーン・カピオラニの名前にちなんで名付けられました。
ダイヤモンドヘッドを見渡す広い芝生の公園は、長い間ローカルの憩いの場として愛されてきました。いくつかのテーブルやベンチが設置されているので、ピクニックにも便利!近くのショップでお弁当やプレートランチをテイクアウトして自由に楽しめるので、小さなお子様連れの旅行者にもぴったりです。カピオラニ公園に子供達が集まり、誕生日パーティーを楽しむローカルも多いようです。
カピオラニ公園内の公共テニスコートでテニスをしたり、大きなモンキーポッドの木陰でヨガをする人も多くみられます。テニスコートは空いていれば観光客も無料で利用できるので、腕に覚えがある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、カピオラニ公園の周辺はジョギングやウォーキングのコースとしても人気です。大きなバニアンツリーのトンネルは、フォトジェニックなスポットでもあります。毎年12月に行われるホノルルマラソンのゴールとしても知られるカピオラニ公園で心地いい汗を流してみませんか。
また、バンドスタンドと呼ばれる公園内のステージでは、ときおりハワイアンミュージックの演奏やイベントが行われることもあります。多くのイベントは無料で楽しめることができるので、もし出会えたらラッキー。ローカルと一緒に楽しんでみてください。
Kapiolani Regional Park / カピオラニ公園
住所:3840 Paki Avenue, Honolulu, HI 96815
開園時間:5:00 a.m.~12:00 a.m.
駐車場:あり
HP:honolulu.gov/parks/default/park-locations.html
カピオラニ公園近くでヘルシーなピクニックフードをお手軽に!
公園やビーチで軽く食べるのにぴったりな「ピクニックフード」なら、ワイキキ東のカパフル通りに面したデリ&カフェ「タッカー&ベヴィー」がおすすめです。地元ハワイ産の素材をふんだんに使って作られる、新鮮でヘルシーなメニューが揃い、ローカルにも人気!
厚みのあるパニーニにベーコンとタマゴ、チーズが相性バツグンの「ベーコンエッグ&チェダ・パニーニロール」(9.49ドル)は食べやすくてお子様にもおすすめ。ぜひ、パパイヤ、ストロベリー、マンゴーにアップルジュースが贅沢に使われたサンセット・スムージー(6.49ドル)と一緒に!
また、こだわりのアサイボウル(13.49ドル)は、オーガニックのアサイにバナナ、ココナッツミルク、グラノーラ、そしてココナッツピューレに漬けたハウピアチアシードなどがトッピングされて、とってもヘルシー!これだけで軽めなランチになりそうです。テイクアウトしても雰囲気の良い店内で食べるのもおすすめです。
他にも店内には、パックされた「サラダ」や「サンドイッチ」も種類豊富に揃っています。ささっとテイクアウトしたいときには便利です。もちろんすべて自家製なので、新鮮でヘルシー。野菜もたっぷりなので、買って帰って滞在中のお部屋で翌日の朝食にするのもおすすめです。
Tucker & Bevvy Picnic Food / タッカー&ベヴィー
住所: 2586 Kalakaua Ave., Honolulu, Hawaii 96815
営業時間:6:00 a.m.~3:00 p.m.(土日は~5:00 p.m.)
定休日:なし
HP:tuckerandbevvy.com
ホクラニワイキキ・ヒルトングランドバケーションズクラブなら
ワイキキのどこへもアクセスが便利
ワイキキ・ビーチウォークにある「ホクラニワイキキ・ヒルトングランドバケーションズクラブ」は、その便利なロケーションが人気です。ワイキキ内はもちろん、周辺のエリアへのアクセスも便利。もちろんワイキキ水族館やカピオラニ公園などへもThe Bus(ザ・バス)やUber(ウーバー)を使って気軽に行き来できます。
各ユニットには広いリビングルームや専用ラナイ、フルキッチンも完備。屋上プールやカバナも利用できるので、ご家族それぞれのペースに合わせて、暮らすようにお楽しみください。
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今回は、お子様から大人まで、学びながら楽しめる水族館の魅力を中心に、ワイキキ東側の家族で楽しめるスポットを紹介しました。ハワイでしか見ることができない固有の生き物や植物を知ることで、今まで気づかなかったハワイの魅力をさらに感じることができるかもしれません。ハワイ産の素材を味わえるフードを片手に、ハワイのパワースポット、ダイヤモンドヘッドを眺められる歴史ある公園や、ハワイのアザラシ「ハワイアンモンクシール」の子育てスポットでもあるビーチなどを散策したり、タイムシェアを拠点に、ハワイらしさを体感できるゆったりした時間をお楽しみください。
ハワイ旅の拠点は、ヒルトングランドバケーションズのタイムシェア。
「暮らすように過ごす」ハワイ旅をファミリーで思う存分、楽しみましょう!