旅のヒント
vol.29
もくじ
沖縄旅行中、ランチやディナーのお店を検索することは多いですが、朝食はいかがですか?モーニングメニューを用意したお店もあり、ホテルでの朝食とは一味違った雰囲気を楽しめます。キッチン&ダイニング付きのタイムシェアなら、テイクアウトを部屋で楽しむのもおすすめ。朝から沖縄を満喫しましょう!
パンケーキ好きなら必食! ハワイアンパンケーキハウス パニラニ
恩納村にある「ハワイアンパンケーキハウス パニラニ」は朝7時から営業する、観光客はもちろん地元の人にも大人気のカフェ。米軍基地関連の常連さんも多く、店内でハワイアンパンケーキを頬張れば「気分はまるでハワイ」と言いたくなるほどです。
こちらのお店は、モーニングメニューは特になく、朝から全メニューの注文が可能。その中でも、マカダミアナッツやココナッツなど数種類のナッツをブレンドしたソースをかけた一番人気の「ナッツナッツパンケーキ」(990円)は1日100食の限定メニューです。週末は、お昼ごろには売り切れている可能性もあります。確実に食べるなら、やはりモーニングがおすすめです。
パンケーキの生地は、厚みは少し薄めで甘すぎず塩気を利かせたもの。牛乳の代わりにバターミルクを使っているので豊かな風味が口の中いっぱいに広がり、ソースなしでも楽しめます。注文が入ってから、その日の気温や湿度に合わせて職人がミックス粉を調整して焼き上げているとのこと。たっぷりとソースがかかったパンケーキであっても、一口はそのままで食べておきたいものです。
朝はしっかり食べたい人に人気なのは、カリっと焼いた厚切りベーコンを添えた「ステーキベーコンパンケーキ」(1100円)。パンケーキ単体でもほのかな甘じょっぱさがありますが、ベーコンの塩気と脂のうま味と甘いパンケーキの組み合わせはクセになる一品です。スイーツ系では、甘さ控えめのクリームがたっぷり添えられた「トロピカルパンケーキ」(1100円)も人気です。
パンケーキに合わせるドリンクはホットコーヒーもコールドドリンクも、大きめのカップにたっぷり入ったハワイアンサイズ。味、雰囲気、立地ともにハワイアンな気分に浸れそうです。
人気のお店だけに、休日や夏休みの期間は朝から混みあいます。通常の時間帯は予約ができませんが、朝一番の7時のみ予約が可能なので、絶対に行きたいなら予約がおすすめ。また、メニューはほぼ全品テイクアウトが可能なので、外で食べることもできます。
【ハワイアンパンケーキハウス パニラニ】
沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣698
7:00 a.m. – 5:00 p.m. (L.O.4:30 p.m.)
年中無休
沖縄のファストフードと言えばココ!A&W
アメリカでチェーン展開するファストフード「A&W(エイアンドダブリュ)」。日本では沖縄県内のみで25店舗を展開しており、「エンダー」の愛称で地元ウチナーンチュはもちろん、観光客からも親しまれています。
瀬底エリアにほど近い名桜や名護にも店舗があり、名護店は24時間営業と、深夜はもちろん早朝の利用にも最適です。また、名桜店は8時から、那覇空港店は6時半からオープンしているため、早朝出発で朝食に困ったときにも便利です。
A&Wは営業時間中、すべてのメニューの注文が可能ですが、モーニングメニューを扱うお店もあります。時間帯は店舗によって異なりますが(名護店は6:00 a.m.~11:00 a.m.)、トーストとスクランブルエッグ、ベーコン、サラダとドリンクがセットになった「モーニングプレート」は550円とリーズナブル。ドリンクはオニオンコンソメスープやコーンスープにすることもできるので、朝からしっかり食べられます。
さらにお得なのは「ハムエッグサンドセット」や「フィッシュサンドセット」などのサンド類です。こちらは490円とワンコインでおつりが返ってきます。
このほか、甘い朝食派におすすめなのは、A&Wオリジナルマフィンとコーヒーのセットや、「フレンチトーストプレート」などもあります。
また、A&Wに来たらぜひ試してみていただきたいのが「ルートビア」というドリンクです。「ビア」とありますがノンアルコールドリンクで、リコリスやバニラ、サイヨウタンポポ、ワイルドチェリーなど約14種類のハーブが入ったA&Wオリジナルのもの。各種ハーブの味がしっかりと生きているので、人によっては「薬みたい」「湿布のよう」といった感想を抱きますが、クセになる人続出の魅惑のドリンクです。
食事もドリンクも、沖縄だからこそ出会える楽しさです。
【A&W 名護店】
沖縄県名護市東江5-16-12
※この他、空港店、離島を含め25店舗を展開
24時間営業、年中無休
沖縄でハワイを感じるhale’aina HOA(ハレアイナ・ホア)
遠浅でのんびり遊べる恩納村・伊武部ビーチなどに遊びに行くときに立ち寄りたいのが、ハワイのカフェ&ダイナーを謳う「hale’aina HOA」です。オープンは朝の9時から。国道58号線沿いに位置しているので、沖縄南部の観光に途中で寄って、少し遅めの朝食を取るのにも適しています。
ここのモーニングはメニューの種類が豊富。オープンから11時まで提供しており、トーストとライス、目玉焼きとスクランブルエッグ、それぞれどちらかを選んでスパム、サラダなどをワンプレートに盛り付けた「MEAT&EGG」(1100円)が人気です。ライスは白米、黒米、赤米、押し麦の4種類をブレンドしており、健康的な朝食を楽しめます。
ハワイの朝食として定番の「アサイーボウル」(950円)も人気です。フルーツやナッツ、スーパーフードのチアシードなどがふんだんに入っていて、朝に食べたいビタミンがたっぷりです。このほか、ハワイのローカルフードである鮪の「アヒポキ」のプレートや、アボカド1個分をのせた「アボカドトースト」、フルーツたっぷりの「フレンチトースト(ミックスベリー)」などもあり、満足度の高い朝食となりそうです。
加えて試したいのが、同店のコーヒー。沖縄の風化したサンゴで焙煎した、沖縄限定の「35COFFEE(サンゴコーヒー)」を提供。じっくりと焙煎される豆から入れたコーヒーはまろやかな味わいで、朝にぴったりです。
「hale’aina HOA」のメニューは全品テイクアウトがOK。クラムチャウダーやコブサラダなどもテイクアウトできます。ポップなイラストが映えるかわいらしい店内で食べるのもハワイアンな雰囲気で楽しいのですが、テラス席やビーチなどでも朝から体に嬉しい食事ができるお店です。
【hale’aina HOA】
沖縄県国頭郡恩納村字名嘉真2159-1
9:00 a.m. – 8:00 p.m.(朝食メニューは11:00 a.m.まで)
年中無休
おいしいパンが食べたい朝に。Pain de Kaito
キッチン、ダイニングのあるタイムシェアの室内で、ゆったりとおいしいパンの朝食を楽しむなら名護市内にある「Pain de Kaito(パン ド カイト)」がおすすめです。沖縄県内に4店舗を展開するベーカリーで、瀬底から近い名護店が本店。朝の8時から毎日50種類以上の焼きたてのパンを販売しています。
人気はフレッシュバターを生地に織り込んだ、外はサクサク、中はふんわりの「クロワッサン」(130円)。朝8時のオープン時には必ず焼き上げているという定番のパンです。
自分で好みのサンドイッチをつくって食べるなら、ライ麦を30%配合したもっちり食感の「パン・オ・ルヴァン」(400円)がおすすめ。ローストしたライ麦のフレークが練り込まれているので、香ばしさがサンドイッチの具材の味を引き立ててくれます。
もちろん、店内には「パン・オ・ルヴァン」を使ったサンドイッチをはじめ各種サンドイッチも売っています。地元の農家さんからその日に仕入れた野菜で作るので、日によって具材が異なり、色々な味わいが楽しめます。
サンドイッチで特に目を引くのは、パクチーやルッコラのサンドイッチ。春先の人気商品で、パクチーがたっぷりと入った、パクチー好きにはたまらないパンです。お肉系のしっかりサンドイッチならカツサンドをどうぞ。やんばる島豚を使った厚切り豚肩ロースを自家製ソースで絡めて挟んでいます。
甘いパンが好きな方はデニッシュ系も試してみては。デニッシュの中でも一番人気の「紫芋デニッシュ」(120円)は、紫芋のほのかな甘みとサクっとしたデニッシュの味わいが秀逸です。
また、デニッシュ系は季節のフルーツとの相性も抜群。年明けからゴールデンウィーク前まではイチゴのデニッシュが、夏場はパイナップルのデニッシュが登場するなど、沖縄らしい食材が楽しめるのも「Pain de Kaito」ならでは。
ここでしか食べられないサンドイッチやデニッシュに出会えるかもしれません
「ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ」から車で30分ほどですので、朝の焼き立てパンを入手しに朝ドライブに出かけても楽しそうです。
前日にパンを購入して、朝、室内で食べる時は、オーブントースターなどで温めなおすと焼きたての風味が復活し、おいしく食べられます。クロワッサンならアルミホイルにくるみ、温度設定ができるタイプなら一番弱い温度で5分ほど。
パン・オ・ルヴァンは、同じく低温設定でスライスせずに塊のまま3分ほど焼くともちもちになります。「Pain de Kaito」によると、オーブントースターの大きさにもよりますが、塊のまま焼くほうがおいしいそうです。また、生地が固くなるので電子レンジはおすすめしないとのこと。
とはいえ、せっかくなので焼きたてを買って、ビーチや公園などで食べるのもよいでしょう。
【Pain de Kaito名護本店】
沖縄県名護市宇茂佐の森4-2-11
8:00 a.m. – 7:00 p.m.
年中無休(年末年始も営業)
いかがでしたか。モーニングメニューをテイクアウトしてリゾートの室内などで食事をすると、いつもとは違った朝が迎えられそうです。また、観光で早朝からお出かけするなら、その途中で朝食を楽しむこともできます。沖縄ローカルな朝食で1日をスタートすると、さらに思い出深い旅になるかもしれません。
※文中の金額は、2021年6月中旬取材時のものです。
※時節柄、営業時間などが変更となっている可能性があります。事前に、お店のSNSやホームページなどでご確認をお願いします。
私だけのとっておきのリゾートへ!
選べるヒルトングランドバケーションズのリゾートは▼こちら▼から!
現在、那覇空港のヒルトングランドバケーションズのデスクでは、沖縄をお得に楽しめる沖縄プレミアムパスもご案内しております。ぜひ、お立ち寄りください。