旅のヒント
vol.16
もくじ
Uber(ウーバー)やLyft(リフト)などの配車アプリ・サービスはハワイ旅行中の各地の移動にぴったり。スマートフォンひとつで車を手配でき、料金もお得です。今回は実際の使い方や注意点などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
UberやLyftの特徴・利点
●タクシーに比べ料金がリーズナブル
例えば、ダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル空港)からワイキキのホテルまで、通常タクシーを使うとTip込みで$35〜$45程度かかりますが、UberやLyftなら$30以下で行けることも。もちろんタイミングや時間帯などによって金額は変わりますが、総じてタクシーよりもリーズナブルに移動できます。
●英語が苦手でも安心して移動できる
目的地をスマートフォンのアプリで登録できるので、ドライバーに英語で伝える必要はなし。Uberの場合、スマートフォンの設定が日本語なら画面も日本語表示となりさらに安心です。
●現金での支払がなく便利
事前に登録したクレジットカードから自動で料金が支払われるため、現金での支払いはありません。また、料金は基本的に乗車前に表示されたものが適応されるので、メーターがどんどん上がってドキドキする…といった心配もありません。
●乗車場所や降車場所、ドライバーの詳細がメールで届く
自分が利用した乗降場所やドライバーの履歴は、登録したメールアドレスに届きます。領収書としても利用できるので、ビジネスにも便利です。
※なお、乗り場が限定されることが多いタクシーとは異なり、Uberや Lyftはどこでも迎えに行くことができます。タクシー乗り場を探したり、利用可能なタクシーを探したりする必要がないのも便利です。
●車内への忘れ物にも対応
万が一、車内に忘れ物をしてしまった場合も、ドライバーに連絡して確認することができます。
ただし、忘れ物が戻ってきた場合は、$15の費用がかかります。また、忘れ物を届けてくれたドライバーには感謝を込めてTipを支払うようにしたいものです。
UberとLyftの違い
●日本語対応
Uberはスマートフォンが日本語表示の場合、画面表示は日本語に。Lyftはすべて英語表示になります。
●ピーク時の料金
基本の料金体系はUberもLyftもそれほどの違いはないようですが、ピークタイムやエリアによっては金額が変わります。
特にUberではピーク料金として通常の数倍の金額(もしくはそれ以上)になることもあるので、事前の料金表示の時点で確認をするようにしましょう
●選択可能な車のランク
■Uber
- UberX:通常のセダンタイプ(1〜4名乗車可)← 一番リーズナブル
- Comfort:新しく少し足元が広めの車(1〜4名乗車可)
- UberXL:6名まで乗れる大きめの車(1〜6名乗車可)
- タクシー(レギュラー車種のタクシー)
- Taxi Van(大型のタクシー)
■Lyft
- Lyft:通常のセダンタイプ(1〜4名乗車可)← 一番リーズナブル
- Lyft XL:6名まで乗れる大きめの車(1〜6名乗車可)
- Lux:ラグジュアリーな車(1〜4名乗車可)
実際に使ってみました
ハワイ(ホノルル)での移動に、Uberを利用してみました(アプリは事前にダウンロードしておきます)。スマートフォンの設定が日本語であれば、行き先の指定画面なども日本語表示になるので安心。
まずは行き先を入力します。日本語で検索もできますし、マップ上で検索することも可能です。
※出発地となる現在地はGPSが示してくれますが、ずれている場合は、矢印の位置を自分で調整できます。
次に車の種類を選びます。ホノルルでUberを使う場合5種類のランクから選べますが、今回は一番料金の安い「UberX」を選択。
ちなみに「UberXL」は6名まで乗れる少し大きめの車になるので、必要に応じて選択します。この時点で料金が表示されるのも、タクシーと違って便利な点です。
画面を確認して車種のボタンを押すと、近くにいるドライバーが現在地へ向かうよう手配されます。
選ばれたドライバーの顔写真や車種、ナンバープレートがアプリ上に表示されるので、あとはその車が来るのを待つだけ。
到着した車種やナンバープレート、ドライバーを確認して、車に乗り込みます。行き先は既に伝わっているので、英語を話す必要はありません。
移動中もマップで現在地や経路を確認でき、加えて到着時間なども交通事情にあわせて表示されます。
目的地に到着したら「Thank you!」と降りるだけ。料金はアプリに登録したクレジットカードから支払われるので、とってもスマート。
ドライバーの対応に満足だった場合は、星の数で評価をしたりTipを追加したりできます。
最終的なルートや料金が記載されたレシートがメールで届くのも安心。ビジネスの場合など、レシートをもらわなければならない必要があるときも、Uberならその手間も省けて本当に便利です。
(注:このレシートの画像は別の日に利用した際のものです。前述のものとは金額が異なります。ご了承ください。)
【安全性にもさまざまな考慮が】
UberもLyftも、乗客の安全を守るため、さまざまな取り組みをしています。例えば、両社とも契約ドライバーの事前審査をしっかりと行っています。
また、乗車中に万が一の事態が起こった場合に備え、アプリ利用中に緊急通話(アメリカでは911、日本の110番にあたります)が簡単にかけられるボタンも装備されており、このボタンを押せば、その時点の場所などの情報が自動で通報できるようになっています。
もちろん、緊急時のカスタマーサービスは24時間体制で受け付けています。
利用時のアドバイス
使いはじめると手放せないほど便利な配車サービス。UberとLyftでは、利用のタイミングなどにより料金や待ち時間が違うこともあるので、両方のアプリをダウンロードしておき、比較しながら利用するのがオススメです。Google Mapsからも料金の概算を見ることができるので、ぜひ上手に利用してみてください。
ちなみに、基本平日の朝6:00〜9:00頃と、夕方15:30〜18:00頃はラッシュとなり道路が渋滞することが多いのでお気をつけください。
また、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)からUberやLyftを利用する場合は、乗車場所が限定されている(2階出発ロビーのロビー2、ロビー5、ロビー8のみ)ので、ご注意を。
UberやLyftで行きたいエリア
例えば、人気のカイムキへは配車サービスが便利です。地元の人たちが愛するグルメやコーヒーショップ、雑貨屋さんなどが並ぶローカルタウンは、散策するだけでも楽しいもの。
ワイキキからザ・バスだと乗り換えが必要で少し不便なのですが、UberやLyftを使えば$15程度(所要時間も15分〜20分ほど)!ぜひ気軽にローカル気分を味わってみては。
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