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豊かなライフスタイルのそばにとっておきのバケーションを

ゴーヤチャンプル

もくじ

こんにちは。今回のテーマは沖縄。コンドミニアムのキッチンでもすぐ作れる、定番沖縄おかず2品のレシピを紹介します。 沖縄のおかずは、保存性を高めるため、油脂を上手に使って加熱するものが多く、コク深く素材のうまみを引き出した味わいが特長です。

にんじんの風味がぎゅっ。常備菜になる炒め蒸し

まず1品目は、にんじんしりしりー。しりしりーとはすりすりとスライサーですりおろす音、それがそのまま料理名になったのです。

沖縄には専用のおろし器があり、それでおろすと表面が粗く歯触りがやわらかく仕上がります。

ちなみにこのしりしりー器、わたしは、ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブへの通り道でもある許田の道の駅で買いました。

チーズおろしでも代用できますので、独特のやわらかい食感と、蒸し焼きにしたにんじんの甘みを味わってみてください。

にんじんしりしりー

にんじんしりしりー

材料(作りやすい量)

  • にんじん 2本
  • ツナ缶(オイル漬け) 小1缶
  • ごま油 小さじ2
  • 粗塩 小さじ1

作り方

01 にんじんは皮ごとすりおろす。ツナ缶は缶汁を軽く切っておく。

02 フライパンにごま油と粗塩を入れ、中火にかける。油が温まったら、にんじんを加えてざっと混ぜ、平らに広げるようにして、ツナを散らしてふたをする。

03 弱火にして5分間じっくりと蒸し焼きにした後、ツナをほぐすように混ぜる。

小さなコツでグッとおいしく! ゴーヤーチャンプルー

チャンプルーとは具だくさんの炒め物のこと。本場では、水分が少なく硬い島豆腐という豆腐で作ります。

豚肉と豆腐、ゴーヤーがあればできますが、ただザッと炒めてしまうと、水気が出てぼんやりした味になりがち。

まず、お肉に下味をしっかりとつけておくこと、お肉から出る香ばしい脂で豆腐をじっくり焼き付けることが、おいしく仕上げるポイントです。

下味には泡盛を使うと、風味がよく、沖縄気分を満喫できますよ! ゴーヤーが手に入らない季節は、きゅうりの種を取って使うのがおすすめです。

ゴーヤーチャンプルー

ゴーヤーチャンプルー

材料(2人分)

  • ゴーヤー 1本
  • 豚バラ肉スライス(できれば脂の多い部位の厚切り) 150g
  • 木綿豆腐 1丁
  • 卵 1個
  • かつおぶし 10g
  • 塩 小さじ1/2
  • A: 泡盛 大さじ1(なければ焼酎か酒)、ナンプラー 小さじ1(なければ薄口醤油)

作り方

01 豚肉を食べやすい長さに切り、ポリ袋に入れ、Aを揉み込む。木綿豆腐はキッチンペーパーに包み、軽く水切りしておく。

02 フライパンに1の豚肉を並べ、中火にかける。じわじわと脂が出るように火加減を調節しながら焼き、端に寄せ、空いたところに豆腐を大きめにちぎって入れる。豚の脂で豆腐の全面をじっくりと焼き付ける。

03 豆腐に焼き色がついたらゴーヤーを加え、塩を振る。ざっと混ぜて広げ、ゴーヤーの縁に透明感が出てきたら、かつおぶしを加え混ぜる。火を止めて卵を割り入れ、余熱でからめる。

やちむんと泡盛で、沖縄ムード満点!

さてさて、温かいうちにいただきましょう。

ゴーヤーチャンプルーには沖縄ならではの調味料、コーレーグースー(唐辛子の泡盛漬け)やヒバーチ(長胡椒)をひと振り。

盛りつけたやちむん(焼き物の器)や酒器、箸置きまで、すべて現地のもの。鮮やかなペルシャブルーの器は、沖縄を代表する窯、大嶺工房を訪ねて選んだ思い出深いお皿です。

合間に豆腐よう(東洋のチーズと言われる琉球王国の珍味)を舐めながら、菊の露を一口。

ああ、またすぐ行きたくなってきました! 

器やお土産も、とっておきのおすすめがたくさんあるので、また次の機会にじっくり紹介させてくださいね。

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