世界のリゾートで暮らすように過ごす
vol.11
もくじ
ヒルトングランドバケーションズの「旅の達人ミッチー」がおすすめする、気楽にグルメを楽しめるアジアの旅。今回はシンガポールと台湾をご紹介します。今年のご旅行先をまだ検討中の方に決定!の太鼓判をいただけるように、日本からも行きやすいアジアの旅をご案内いたします。
シンガポールで、建築や街並を眺めグルメを楽しむ
安定した人気を誇るシンガポール。整備された美しい街並みと多種多様な文化が混在する魅力的な都市です。 行ってみたいスポットNo.1の最新エリア・マリーナ地区では、夜になると光のショーを楽しむことができます。
〈シンガポール基本情報〉
フライト: 日本(東京、関西、中部等)から直行便で7~7.5時間
気候: 12月~3月、6月~9月は雨期
今回ご紹介するのは、「プラナカン建築」が残るカトン地区。 プラナカンとは、中国系またはインド系の男性と、東南アジア現地のマレー系かインドネシア系の女性との間に生まれた人々の末裔と言われています。
シンガポールに住む中華系プラナカンの起源は15世紀のマラッカ海峡周辺に住んでいた華僑。他にシンガポールには、チティ・メラカと呼ばれるインド系プラナカンなどがいます。プラナカンの文化はマレーと中国、インドのハイブリッド。独特の食や衣服などの伝統を今に伝えています。
1階が店舗や事務所、2階が住居からなる「ショップハウス」という建物がこのカトン地区には残っており、とてもカラフルでかわいいので、最近ではインスタ映えスポットとして若い人たちにも人気です。(シンガポール以外でも、マレーシアのペナンやマラッカにもプラナカン様式の建物が数多く残っています)
MRT(地下鉄)の駅が近くにないので、タクシーやバスの利用がよいでしょう 。
◆おすすめグルメ
街歩きでお腹がすいたところで、「カトンラクサ」はいかがですか? カトンラクサは、カトン地区で生まれたことが名前の由来。海老からとった出汁にココナッツミルク、香辛料を加えたスパイシーなスープと米粉の麺が入った名物料理です。訪れた際にはぜひ、トライしてください。
その他のおすすめグルメは、マレーシアでもおなじみの豚の骨付き肉のスープ煮込み「肉骨茶(バクテー)」。
私が食べたバクテーは、スープに胡椒が効いていてスパイシーでしたが、くせがなくて、パクパク食べちゃいました。
シンガポールグルメの定番は「チキンライス」。ゆでた鶏肉とそのゆで汁で炊いたお米を一緒にいただきます。 日本人好みの優しい味付け。
タイでは「カオマンガイ」として知られています。 Tigerビール(シンガポール生まれのビール)と一緒にいただきます!
◆宿泊
宿泊はマリーナ地区の中心に位置するコンラッド・センテニアル・シンガポール。
マリーナ地区は、複数のショッピングモールをはじめ、約100ヘクタール(約1平方キロメートル)もの広大な敷地に広がる植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」、巨大な観覧車「シンガポール・フライヤー」などの観光名所や、マリーナ・ベイに臨むアジア最大のカジノへのアクセスにも便利なロケー ションにあります。
〈アクセス〉
チャンギ国際空港からタクシーで約20分
MRTプロムナード駅から徒歩約3分
ショッピングや観光、どこへ行くにも便利な場所です!
人気の旅行先として常に上位の台湾へ
日本人観光客も多く人気の台湾。ここ数年は、海外旅行先トップ3の常連です。その首都、台北に、2018年10月にヒルトン台北新板、年末にはダブルツリーbyヒルトン台北中山(英語)が相次いでオープンしました。
〈台北基本情報〉
フライト :日本各地から4時間程度
気候 :1年中温暖
◆おすすめ観光スポット
絶対行きたい! 九份(キュウフン)
台北郊外にある九份は、「千と千尋の神隠し」に登場する街並みのモデルと言われている人気の観光スポットです。特に夕方からの観光がおすすめ。
道沿いの軒に吊るされた提灯の明かりが、ノスタルジックな雰囲気をかもし出します。
〈アクセス〉
台湾鉄路(台鉄)で台北駅から瑞芳駅まで約50分、そこからバスに乗り換えて10分前後、計約1時間
台北MRT忠孝復興駅から高速バスで約1時間半〜2時間
歩き疲れたら、地元名物のタロ芋からできたモチモチ団子「芋圓(ユーユェン)」を試してみてはいかがですか?
◆おすすめグルメ
台湾といえば、小籠包とマンゴーかき氷。小籠包のおすすめ店は、「明月湯包(ミンユエタンパオ)」、マンゴーかき氷は「冰讃(ピンザン)」 です。
冰讃は、MRT「雙連」駅から徒歩約3分。
生のマンゴーを食べられるゴールデンウィーク前から10月頃までの期間限定オープンですのでご注意を。
鼎泰豊やアイスモンスターより、リーズナブルに食べることができます。
一度食べたら病みつきになること間違いなし!「度小月(ドゥシャオユエ)」の担仔麺 (タンツーミェン)。
台南名物の担仔麺発祥のお店で、肉そぼろとエビ、おろしにんにくとパクチーが入った担仔麺を味わいましょう。 ぜひ足を運んでみてくださいね。
◆宿泊
台北+ショートトリップを楽しみたい、落ち着いたエリアでのんびりホテルステイを楽しみたい、 という方におすすめしたいのは、ヒルトン台北新板。最寄りの板橋駅は、台湾高鉄(台湾新幹線)、台鉄が乗り入れています。大きなバスターミナルもあり、ここを拠点に台南や高雄などへのショートトリップに出かけるにも便利です。
このホテルの部屋タイプには、スタンダードにトリプルルームがあるので、大人3名で1室に滞在したいというグループにおすすめ。「 せっかくのホテルステイ、落ち着いた雰囲気で過ごしたい&プールも楽しみたい」という方はぜひ。オープンしたばかりなので、プールやジムなどの施設も新しくて快適ですよ。繁華街からは少し離れていますので、お部屋からの景色も開放的です。
〈アクセス〉
台北松山空港からタクシーで約20分
台北桃園空港からタクシーで約35分
MRT台北駅から5駅目の板橋駅から徒歩約5分
落ち着いたビジネス街に位置しています。
2~3泊の台北滞在。「とにかくあらゆる観光スポットへのアクセスが便利な場所に滞在したい」、「話題のスイーツやショッピングも楽しんで、街歩きに疲れたら足つぼマッサージも」という方には、ダブルツリーbyヒルトン台北中山をおすすめします。
シンプルで清潔感のある居心地のよい客室です。
〈アクセス〉
台北松山空港からタクシーで約20分
台北桃園空港からタクシーで約35分
MRT台北駅から1駅の中山駅から徒歩約5分
どちらのホテルも日本語で対応できるスタッフが常駐しているのも安心ですね。 チェックイン・アウトの手続きだけでなく、ホテル周辺の隠れた名店もスタッフに聞いて、ローカル気分を味わってみてはいかがでしょうか。
台北観光と宿泊は、以前の記事「ゴールデンウィークは台湾へ!」でも紹介していますのでご参考に。
以上、ミッチーからアジアの旅レポートでした!
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