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豊かなライフスタイルのそばにとっておきのバケーションを

ハワイのWifi

もくじ

海外旅行中もスマホが使えると、待ち合わせや調べものなどができ、滞在がぐっと便利で楽しくなります。そんな時に気になるのが通話料データ通信料金ですが、ハワイはホテルやショッピングモールなどに無料のWi-Fiスポットがあります。また、携帯キャリアにおける海外利用のプランやレンタルWi-Fiなど選択肢も豊富。そこで、海外でスマホを利用する際の注意点やハワイの無料Wi-Fiスポット、旅行中のレンタルWi-Fiなどについてご紹介します。あなたの利用方法や頻度、旅行形態などに合わせて、ピッタリの方法を見つけてください。

旅行を数倍楽しめるWi-Fi環境

普段の生活に欠かせないスマホ。それは旅行中も同じです。検索サイトで人気のお店を調べるといった基本的な使い方はもちろん、地図アプリがあれば初めて訪れる土地でも行きたい場所へスムーズに行けます。また、翻訳アプリを使ってコミュニケーションをはかったり、GPS情報を使って訪れた場所をチェックし、旅の記録を残したりと旅行を数倍楽しむことができます。

この時に注意したいのが通話およびデータ通信料金です。海外では日本とは接続方法が異なるため、国内で加入している携帯キャリアの定額プランが適用できません。基本的には、後述する無料・有料のWi-Fiなどの通信サービスを使用することになります。

時計やカメラの機能だけなら「機内モード」で利用

通話もデータ通信も一切使わないのであれば、「機内モード」に変更しておくことで手軽に通信を遮断できます。カメラや時計などの機能は利用できる一方、通話・通信はできないので、メールを着信してしまうなど、意図しない料金が発生してしまうことがありません。

なお、docomoの場合は、「WORLD WING」に申し込みをしていないと海外で通話やデータ通信の利用ができませんが、その場合でも念のため「機内モード」設定にしておくとよいでしょう。

通話機能だけを利用するなら「データローミングを使用しない」設定を

海外で通話だけを可能にしておきたい方は、「データローミング」の設定をオフにしておきます。この「データローミング」とは、自分が契約している携帯電話キャリア以外の回線に繋ぐ機能。

海外では現地の別のキャリア回線に自動でつながることで料金が発生してしまうため、意図しない高額な請求の原因のひとつとなっています。

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その他の各種設定も確認

もう一つ注意したいのが、アプリの自動更新やクラウドサービスなどです。クラウドサービスは、携帯端末データにもしものことがあってもネット上にあるクラウド側でデータを保管するため、データのバックアップに使っている人も多いサービスです。

ただ多くの場合、自動でデータをやり取りしているため、意識していないところでデータ通信をしていることがあり、思わぬ高額請求の原因となる可能性があります。こちらも事前に自動更新をしない設定にしておきます。

なお、海外利用に関する申し込みの有無や、各種設定の確認・操作方法は、キャリアによって異なるほか、iPhoneかAndroid™によっても異なります。「ご利用キャリア + 海外で使う」などのキーワードでネット検索をすると該当ページがヒットしますので、最新の情報を確認することをお勧めします。

無料Wi-Fiスポットを活用しよう

旅行中にアプリを使用したり、メールを受け取ったりといったデータ通信をする場合、いくつかの方法があります。

まず、チェックしておきたいのが、Wi-Fiの利用。なかでも無料のWi-Fiスポットの利用です。

朝や夜のメールチェックやSNSなら、宿泊ホテルの無料Wi-Fiを

現在では多くのホテルでWi-Fi環境を整えており、宿泊者は無料または有料で利用することができます。

例えば、ヒルトングランドバケーションズのザ・グランドアイランダーやグランドワイキキアンなどでは、室内で無料にてWi-Fiを利用できます。外出中は利用せずに、室内にいる間だけ利用したい程度であれば十分と言えるでしょう。

街中の無料Wi-Fiスポットも要チェック

ハワイの街中には、無料Wi-Fiスポットが数多くあります。ハワイ観光局による無料Wi-Fiもあり、オアフ島・ワイキキのカラカウア通り、クヒオ通りのほか、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島の一部地域で利用が可能です。

また、日本国内でもサービスが提供されていますが、マクドナルドやスターバックスコーヒーなどは、ハワイでも店舗利用者に対して無料Wi-Fiを提供しています。その他、 T ギャラリア ハワイ by DFS、さらには個人経営のカフェ、レストランなどでもWi-Fiを開放していることがあります。無料Wi-Fiが提供されている場合は、店内にシールが貼ってあったり、案内が置かれていたりするので、チェックしてみるとよいでしょう。直接、店員さんに聞いてみると、教えてくれることもあるようです。

なお、アラモアナセンターのように、メールアドレスを登録することで無料Wi-Fiが使用できるなど、条件付きの場合もありますので、事前に公式サイトを確認してみましょう。
この他、無料Wi-Fiスポットを検索するアプリなどもあります。

Wi-Fiの設定の仕方

Wi-Fiを利用する場合、スマホで事前に設定をしておかなくてはなりません。日本で利用している方はそのままで大丈夫ですが、前述したようにデータローミング機能※のオフや、各種設定は確認しておきましょう。

なお、各無料Wi-Fiスポットを利用する場合は、Wi-Fiのネットワーク名とパスワードを店員さんに聞いたり、店内の案内で確認するなどして接続します。

※自分が契約している携帯電話キャリア以外の回線に自動で繋ぐ機能。

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無料Wi-Fiスポットを利用する場合の危険性と注意点

公衆無線LANやフリーWi-Fiなどとも呼ばれる無料Wi-Fiスポット。とても便利ですが、気を付けなくてはならない点がいくつかあります。

通常、キャリアや有料のWi-Fiは通信内容が暗号化されています。そのため、メールの内容やWebサイトの閲覧履歴などが第三者に知られることはないのですが、無料Wi-Fiでは必ずしも暗号化されているとは限りません。また、実在する無料Wi-Fiになりすましてアクセスさせることで、スマホの中にある個人情報などが盗まれることもあるため、利用者側も最低限の注意をする必要があります。

暗号化されているWi-Fiを利用する

最低限チェックしておきたいのが、データを暗号化するWi-Fiであるかどうか。利用時にネットワーク名をきちんと確認し、名前またはアイコンの横に鍵マークがついているかをチェック。この時、Wi-Fiの暗号化方式である「WPA」「WPA2」「WPA3」「WEP」のうち、セキュリティレベルの低い「WEP」の利用は避けましょう。

暗号化方式の確認方法は機種によって異なりますが、ネットワーク名と一緒に記載されているか、各ネットワーク名をタップして詳細を表示することで確認ができます。

なお、最近ではセキュリティ対策として「VPN接続サービス」というものが推奨されています。VPNのアプリ(ライセンス)などの利用で、無料Wi-Fiをより安心して使用することができます。

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各種パスワードやクレジットカード番号などは入力しない

暗号化がされていても、無料Wi-Fiスポットの場合は他にも気を付けたいことがあります。特に、各サイトにログインするためのパスワードや個人情報、クレジットカード番号などの入力はしないようにしましょう。

例えば、SNSなどのIDやパスワードが盗まれれば、乗っ取りやなりすましの危険性があります。その場合は、犯罪に利用されたり、知らないうちに友人にウイルスを送ってしまうこともありますので、さらに被害が広まってしまう可能性があるのです。

また、クレジットカード番号を登録しているショッピングサイトなどは、サイトにログインすれば手軽に買い物ができてしまうため、勝手に買い物をされてしまう危険性も。ログインパスワードそのものがとても重要な情報となりますので注意が必要です。
ログインやパスワードが必要なアクセスは、無料Wi-Fi以外の環境をおすすめします。

速度などネットワーク環境が安定していない

あくまでもお店側のサービスで提供されている無料Wi-Fi。データ通信の速度などはお店によって異なります。ショッピングモールや街中の無料Wi-Fiスポットであれば、利用者が多いことからネットワークに負荷がかかり、速度が遅くなったり、切断しやすくなったりと安定していないことも多くあります。

実際にどのくらい快適なのかはその時々によって変わりますが、各無料Wi-Fiスポットを実際に利用した方の情報などが数多くのサイトに掲載されていますので、旅行前に最新のものを参考にしてみるとよいでしょう。

レンタルWi-Fiなら、無料Wi-Fiスポットを探す手間なし

ワイキキを中心に無料Wi-Fiスポットが豊富なハワイですが、ワイキキ中心地以外の場所でも使用したい方や、無料Wi-Fiのセキュリティが心配な方は有料のレンタルWi-Fiを使う方法があります。

これなら島内をレンタカーで観光する際に地図アプリを利用することも可能ですので、色々な観光スポットを巡りたい方や、ハワイ島やマウイ島など他の島に行く方にもおすすめです。

データ通信量と旅行日数で決まるレンタル料金

ハワイで利用できるレンタルWi-Fiは数多くあります。「ハワイ Wi-Fi レンタル」などでネット検索をすると、ハワイで利用できるレンタルWi-Fiのおすすめや料金比較サイトがヒットするので便利です。

基本的には、旅行日数分でレンタルをします。1日1GBなどデータの通信量に制限があるプランと制限のないプランがあり、移動や外出の多い旅行なのか、どのように利用したいのかによって必要な通信量が異なってきますので、旅行の予定と照らし合わせて決めるとよいでしょう。

例えば、外出時の連絡程度という方は、制限アリのプランと無料Wi-Fiの使い分けがお得です。ただ、見知らぬ旅行先では調べものが多くなるなど、意外にデータ通信が増えるもの。制限のあるなしでの料金の違いは1日100~300円程度の会社も多いため、使いたい時にストレスなく利用したいのであれば無制限のプランがよいかもしれません。

受取手数料に要注意。Wi-Fiが意外に重いという声もあり

レンタルWi-Fiには、Wi-Fi使用料のほか、受取手数料が発生する場合があります。とはいえ、料金を一括で比較できるサイトなどを経由することで手数料が無料になるサービスを提供している会社もあるため、比較サイトそのものもいくつか比較してみるとよいでしょう。

また、気になるのがWi-Fi(機器)の重さ。口コミサイトでは、予想外に重かったといった意見もあるので注意したい点です。ただ、レンタルの際に機種などの指定はできないことがほとんどですので、こちらに関しては運次第となるようです。

当日、空港申し込みもOK。

レンタルWi-Fiは、成田空港であれば1~2日前までの申し込みで空港受け取りが可能です。なかには、当日の申し込みが可能なものもありますが、出発便の多い時間帯や繁忙期などは混雑するため、早めの申し込み、受け取りが無難です。

また、宅配での事前受け取りなどもできるほか、早割などのサービスがある会社もあり、希望に合う方法を選ぶことができます。

キャリアのプランや海外SIMなどもある

レンタルWi-Fiの他にも、海外でデータ通信を行う方法があります。特に、携帯電話のキャリアによるサービスは安心感もあり、Wi-Fiなどの余分な機材を必要としないためわかりやすいでしょう。

長期滞在をする場合は、SIMカードを旅行用や現地のものにして、料金を抑える方法もあります。

docomoなら、必要な時にだけ使える便利なプラン

docomoには1時間200円ほどの「パケットパック海外オプション」と、データ量無制限で使える「海外パケ・ホーダイ」の2つのプランがあります。

特に、「パケットパック海外オプション」は事前に申し込みをしておけば、利用したい時に1時間単位で利用が可能。「ほとんど利用はしないけれど、使う時は安心して使いたい」といった方におすすめです。

ハワイに到着してから利用開始できますので、往復の移動時間分が節約できるのも嬉しい点です。なお、「海外パケ・ホーダイ」には、20万パケット(約24.4MB)までのお得なプランもあります。

auなら、専用アプリを使ってお得なプラン

auには、「世界データ定額」というプランがあります。1日(24時間)単位で予約不要で利用ができ、現地に到着後から利用が可能です。時期によっては早割などのキャンペーンを展開していることもあり、往復の移動時間などで換算すると、場合によってはレンタルWi-Fiよりもリーズナブルなこともあります。

SoftBankなら、アメリカ放題で通話もネットも無料

2022年6月2日現在、SoftBankでは「アメリカ放題」というサービスを展開しています。このサービスにはハワイも含まれており、世界対応ケータイに加入していれば申し込み不要、料金は無料で「アメリカ放題」が利用できます。申し込みは不要ですが、設定が必要です。なお、料金が発生する自動接続がないため、安心して利用できます。

なお、各キャリアのプランは2022年6月の情報となります。最新のプランは渡航前にご自身でご確認願います。

長期滞在にお得な海外SIM

スマホには「SIMカード」というICカードが装着されており、このカードに契約者の情報が記録されています。このSIMカードを現地のSIM(海外SIM)に入れ替えることで、リーズナブルにスマホを利用できます。

注意点としては、「海外SIM」を利用する場合は、SIMカードを入れ替えることのできる「SIMフリー」のスマホが必要な点。各キャリアのスマホは条件を満たしていれば、「SIMロック」と呼ばれる制限を解除できますので、公式サイトで確認してみてください。なお、各機種の通信方式によってはSIMが異なったり、SIMカードのサイズに違いがあったりするため、確認が必要です。

少し難しさを感じるかもしれませんが、1ヶ月といった長期滞在などをする場合で、SIMフリーの条件を満たしていれば、SIMを利用する方法もお得です。

滞在型?移動型?自分に合った方法を選ぼう

海外でデータ通信を行う方法をいくつか紹介しました。旅行にスマホを持っていくことで楽しみが広がったり、限られた旅行期間を効率よく動けたりします。

「いろいろ調べながら、人気のお店や場所をまわりたい」「夜にホテル内でSNSの更新をするだけ」など、旅行先でどのようにスマホを使って楽しむかをイメージしながら、ご自身に合ったプランを選んでみてください。

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