桜まつりや海開き、花火大会にエイサー！沖縄年間イベント2025

年間を通して沖縄各地で開催されているお祭りやイベントには、豊漁と航海の安全を願う小型船の競漕「ハーリー（ハーレー）」や沖縄の伝統芸能のエイサー、豊作や雨乞いとして各地域で行われる大綱引きなど、市町村ごとに開催されているお祭りなど様々なものがあります。同じ伝統行事でも、地域ごとに少しずつ違っているため、色々なお祭り・イベントに参加してみるのも良さそうです。

寒緋桜の名所、八重岳で行われる「日本一早い」がキャッチフレーズの桜まつり。7,000本もの桜が八重岳を彩ります。1月18日、19日は桜の森公園ステージでイベントが予定されているほか、2月2日頃までと予想されている花見期間中の土日は出店もあります。

もとぶ八重岳桜まつり（本部町）
日時：2025年1月18日（土）～2月2日（日）　
※ステージイベントは1月18日、19日
会場：八重岳桜の森公園
　　　沖縄県国頭郡本部町字並里921番地
HP：motobu-ka.com/event_info/event_info-post-2776/

世界遺産である今帰仁（なきじん）城跡が、桜まつりの期間中にライトアップされます。「グスク」とは「城」のことで、今帰仁城は城壁の美しさでも有名。ライトに照らされる幻想的な桜は必見です。日中は、大道芸や猿回しのショーなどが行われるほか、「今帰仁の史跡巡りガイドツアー」なども開催されます。

今帰仁グスク桜まつり
日時：2025年1月25日（土）～2月2日（日）
開催時間：8：00 a. m. ～9：00 p. m.（最終入場8：30 p. m.）
※ライトアップ時間：6：00 p. m.～9：00 p. m.
会場：今帰仁城跡
沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
入場料：大人　600円、中高生　450円、小学生以下　無料
HP：nakijinson.jp/news.php?id=234

沖縄の陶器などの焼き物の総称「やちむん」。沖縄のお土産としても人気です。そんなやちむんの代表的な産地のひとつ、読谷（よみたん）村では、毎年2月にやちむん市が開催されています。村内にある30あまりの窯元が集う、県内最大規模の陶器市は、どれも手作りの作品ばかり。自分だけのお気に入りを見つけることができます。

読谷やちむん市
日程：2025年2月22日(土)～23日(日)
時間　10:00 a. m.〜5:00 p. m.
会場：JAおきなわファーマーズマーケット　ゆんた市場前広場
　　　　沖縄県中頭郡読谷村字喜名2346-11
HP：instagram.com/yomitan_yachimunichi/

気候の良い2月の沖縄には、日本だけではなく海外のプロ野球チームが集まります。春のシーズンスタートを前に、沖縄でキャンプを行うためです。
ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブから最も近いキャンプ地は、名護（なご）市のタピックスタジアム名護（名護市営球場）。そのほか那覇市や北谷（ちゃたん）町、読谷村などでも春キャンプが行われます。キャンプ開催中は、スタジアム前に出店や公式グッズショップなどがオープン。練習風景を見物したり、買い物をしたり、食事をしたり。様々な楽しみ方ができます。

プロ野球　春のキャンプ
日時：例年2025年2月1日頃～
会場：沖縄県内各地

毎年3月から4月にかけて沖縄県内各地で海開きとなり、人気のビーチでは海開きのイベントが開催されます。例年、八重山（やえやま）諸島の3月中旬頃からの海開きを皮切りに、宮古島、沖縄本島のビーチが続々とオープン。大々的にイベントを開催するビーチでは、アクティビティ体験やショーが行われるなど、海で泳ぐ以外の楽しみ方もできます。

海開き
日時：八重山諸島：例年3月中旬～、宮古島、沖縄本島：例年3月末～
会場：沖縄県内各ビーチ

「琉球海炎祭」は、沖縄県内各地の海開きシーズンに合わせて4月に開催される花火大会です。「日本で一番早い夏の大花火」をテーマに、打ち上げ数10,000発の花火が夜空を彩ります。沖縄音楽に合わせて上がる鮮やかな花火は、まさにエンターテインメント。必見です。

なお、2024年は12月に名護市で「琉球海炎祭 WINTER」が開催され、冬の花火を楽しむことができましたが、こちらについては2025年の開催は未定です。

琉球海炎祭2025
日時：2025年4月19日(土) 3:00 p. m. 開場　7:00 p. m. 開演
会場：宜野湾市　ぎのわん海浜公園トロピカルビーチ
　　　　宜野湾市真志喜4丁目2番1号
HP：ryukyu-kaiensai.com/spring2025/

本部港からフェリーで約30分の位置にある伊江（いえ）島では、年に1回、島人たちが応援する中で島内をまわるマラソン大会が開催されます。コースは走りやすい3kmからあり、5km、10km、ハーフと自分の体力に合わせて参加が可能。島の中央付近の「伊江島タッチュー」の名で親しまれている岩の山・城山を眺めながら、のんびりと走ることができます。マラソン大会開催時には出店もあり、大会終了後には後夜祭となるふれあいパーティーもあるなど、島人とランナー同士が交流できる和やかなマラソン大会です。

なお、この時期には島内にゆりの花が咲き始め、2週間後には真っ白なテッポウユリをはじめ世界のゆり100種類が咲き誇る「ゆり祭り」が開催され、こちらも人気です。

伊江島一周マラソン大会
日時：2025年4月12日（土)　※エントリー期間：2025年1月31日（金)まで
スタート・ゴール地点：伊江村ミースィ公園
HP：iejima.org/document/2024011500029/

ゆり祭り
日時：2025年4月26日(土)～5月5日（月・祝）
会場：伊江村リリーフィールド公園
　　　沖縄県国頭郡伊江村東江上3087

ハーリー（ハーレー）とは、航海の安全や豊漁などを祈願して、伝統的な漁船を漕いで競う行事のこと。沖縄の青い海の上を、爬龍船（はりゅうせん）やサバニと呼ばれる船を複数人の漕ぎ手が息を合わせて漕ぎ、競うさまは圧巻です。

ハーリーは沖縄各地で開催されますが、中でも「那覇ハーリー」は最大規模ともいわれ、ハーリー競漕のほか、体験乗船やステージイベント、出店での食事やお土産購入なども楽しめます。

那覇ハーリー
日時：2025年5月3日（土）～5日（月・祝）
会場：那覇新港ふ頭
　　　沖縄県那覇市港町1丁目14

ハーリーは、多くの地域ではユッカヌヒーと呼ばれる旧暦の5月4日（2025年は5月30日）に行われます。有名なところでは漁師町で知られる糸満（いとまん）ハーレーがあり、こちらは「ハーリー」ではなく「ハーレー」と呼びます。また、宮古島ハーリー（海神祭）なども人気です。

なお、旧暦以外で開催されるハーリーもあり、前述の「那覇ハーリー」をはじめ、ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブのある本部町の渡久地（とぐち）港では7月の本部海洋まつりで、今帰仁村は例年9月に大会があります。

ハーリー／ハーレー
日時：2025年5月30日（金）が多い　※旧暦5月4日
会場：各地の港

本部町がお祭りに沸く2日間、本部町海洋まつり。会場は谷茶（たんちゃ）公園と渡久地港に分かれ、毎年盛りだくさんのイベントが企画されています。なかでも人気は、恒例のハーリー大会。県内から多くのチームが集い、豊漁や航海の安全を祈願しながら競い合う姿は、見ているだけで盛り上がること間違いなし。夜には花火も上がり、夏の夜を彩ります。

本部海洋まつり
日時：例年7月　※2024年は7月20日（土）・21日（日・祝）に開催
場所: 谷茶公園、渡久地港（ハーリー会場）
HP：motobu-ka.com/event_info/

今帰仁まつりで、今帰仁村の魅力を堪能してみませんか。2日間にわたって開催されるお祭りで注目したいのは、村営の闘牛場で行われる闘牛大会。日本ではなかなか見ることができない闘牛を間近に見ることができる、今帰仁まつりの名物イベントです。

屋台やステージイベント、体験アクティビティもあり、2024年はモズクのつかみ取り大会が行われ、多くの子どもたちが夢中になって参加しました。間近で見られる打ち上げ花火もあります。

今帰仁まつり
日時: 例年8月下旬　※2024年は8月31日(土)・9月1日(日)
開催場所: 今帰仁村総合運動公園、今帰仁村営闘牛場
HP：nakijinson.jp/news_list.php

沖縄県内の伝統エイサーを担う青年会をはじめ、県内を中心に全国から選抜された約30もの団体が一堂に集まり、3日間にわたって熱いエイサーを披露する「沖縄全島エイサーまつり」。

今年で70回を迎えるこのお祭り。初日は、エイサーを踊りながら通りを練り歩く「道じゅねー」が沖縄市の中心市街地で行われます。翌日からは場所を沖縄市コザ運動公園陸上競技場に移し、中日は沖縄市青年まつりと題して沖縄市内の各青年会を中心としたエイサーが披露。最終日は、本祭として沖縄県内各地域の青年会や保存会、創作エイサー団体など、県内を中心に全国から参加する様々なエイサーを楽しめます。

中日、最終日ともにまつりの最後は、一般参加者も観客席から演舞の広場に降りてカチャーシーで盛り上がります。フィナーレは花火とレーザーショーで締めくくる沖縄の夏の風物詩です。

沖縄全島エイサーまつり
日時：2025年は9月12日（金）～14日（日）
会場：初日（道じゅねー）胡屋十字路周辺（予定）
　　　　中日、最終日　沖縄市コザ運動公園陸上競技場

HP： zentoeisa.com/

10月は那覇のショッピングエリアとしておなじみの国際通りで行われるエイサーのお祭りです。演舞会場は国際通りとその周辺に分かれ、県内各地のグループによる伝統的なエイサーや創作エイサーなどが楽しめます。

なお、「1万人のエイサー踊り隊」は例年8月に開催されていましたが、熱中症対策などもあり2024年は10月に開催を変更。2025年はまだ開催日が発表されていませんが、同様に10月になる見込みとのことです。

1万人のエイサー踊り隊
日時：2024年は10月20日開催　※2025年も10月開催の見込み
会場：那覇市国際通り
HP：ichimannin-eisa.kokusaidoori.jp/

世界遺産のある首里城公園や那覇市国際通りで、例年、11月3日前後に数日間にわたって行われる「首里城復興祭」。首里城公園とその城下を練り歩く、琉球王朝時代の行事を再現した「古式行列（琉球王朝祭り首里）」や、那覇市国際通りで繰り広げられる華やかな「琉球王朝絵巻行列」は必見です。

期間中は、公園内で琉球芸能の公演やステージイベントが披露されるなど、家族みんなで楽しめるお祭りとなっています。

なお、1月1～3日には、復興祭と並ぶビッグイベント「新春の宴」も開催されます。復興祭で行われる「国王・王妃出御」はこのイベントでも楽しめるほか、琉球王国時代に行われた正月儀式「朝拝御規式」の一部など、様々な催しがあります。

首里城復興祭
日時：例年2024年11月3日前後
会場：首里城公園、那覇市国際通り

新春の宴
日時：例年1月1日～3日
会場：首里城公園

入場料：大人　400円、高校生　300円、　小学・中学生　160円、6歳未満　無料
HP：oki-park.jp/shurijo/event/8414

動物園であるアニマルゾーンと、遊具施設などで思い切り遊べるパークゾーンがあり、子どもたちに大人気の沖縄こどもの国。毎年、年末年始は県内最大級のイルミネーションに彩られます。

年によって内容は変わりますが、工夫を凝らしたレーザーショーや降雪ショー、ステージプログラムなどが組まれ、お楽しみ満載のイベントです。

沖縄こどもの国　クリスマスファンタジー
日時：例年12月末～1月初旬の土日
場所：沖縄こどもの国
　　　　沖縄県沖縄市胡屋5丁目7−1
HP：okzm.jp/

瀬底ビーチ付近では、毎年恒例のカウントダウンの花火が真夜中の夜空を彩ります。年越しの瞬間に、ダイナミックな花火が打ち上げられ、新たな年への願いを届けます。
ホテル敷地内からゆっくりと花火を眺めれば、きっと素敵な新年を迎えられるでしょう。

開催日2025年12月31日（日）
場所　ヒルトン沖縄瀬底リゾートとザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブの中庭付近
ヒルトン沖縄瀬底リゾート
HP：sesoko.hiltonjapan.co.jp/

ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブとリゾートでも、季節に合わせたデコレーションやイルミネーションなどを行っています。また、体験できるアクティビティや、沖縄民謡のライブなども不定期に開催されており、楽しいひとときを過ごせます。沖縄の文化を身近に体感してみませんか。

ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ
住所：沖縄県国頭郡本部町瀬底1081-4
HP　：hgvc.co.jp/japan/the-beach-resort-sesoko-by-hilton-club/

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今回は沖縄本島を中心に、宮古島も少しだけご紹介しました。他にも沖縄では、多くのお祭りやイベントがあります。ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブに滞在して、今年は沖縄のお祭りやイベントなどを巡ってみるのも楽しそうです。

※イベント情報は、記事公開時点のものです。日程が変更される場合がありますので、事前にご確認ください。

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◉沖縄のリゾート
ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ