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HGVアンバサダー・畑岡奈紗選手インタビュー

もくじ

「HGVアルティメットアクセスは、ファンとの絆を再認識する良い機会になりました」と語ってくれたのが、現在全米ツアーに参戦中のプロゴルファー、畑岡奈紗選手。4月、ハワイを舞台に行われた大会の直前、クラブメンバー様との交流イベントが行われました。

2023年のLPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーに参戦し、4月12日からハワイ・オアフ島のホアカレイカントリークラブを舞台に開催されたロッテ選手権に出場したのが、本年度よりヒルトングランドバケーションズのアンバサダーに就任された畑岡奈紗選手です。

コンディション調整のため、大会の数日前からハワイへ渡られたという畑岡選手。試合前の貴重な時間を縫って、HGVアルティメットアクセスのスペシャルイベントにご登場いただき、当日はクラブメンバーの皆様との交流会が開催されました。

そこで今回は、イベント終了後のタイミングでインタビューを実施! その模様やリゾートの印象、今後の抱負などについてお話を伺ってみました。

ファンとの交流会は「初体験」。 実は少し緊張していたというイベントの中身とは?

ゴルフ場に勤務されていたお母様の影響もあって、11歳でゴルフを始めた少女は、その後、数々の国内大会で好成績を収め、2016年にプロ転向を表明。この時、彼女の年齢は17歳と271日。それまで日本人プロ最年少記録を保持していた宮里藍選手の18歳110日を大きく更新しました。

そして、その後の活躍はご存じの通り。2018年からLPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーに参戦し、メジャー大会の1つ「全米女子オープン」で日本人初となる10代でのベスト10入りを果たし、ウォルマートNWアーカンソー選手権優勝(こちらもツアー初優勝を19歳162日で達成するという日本人最年少記録)など、幾度となく前人未到の記録を打ち立ててきました。

そんな畑岡選手がかねてから想いを寄せてきたのは、「ゴルフは人と人との絆を深めてくれる」ということ。ご本人も、ゴルフの素晴らしさを伝える好機だと楽しみにされていた交流イベントが、さる4月初旬のハワイで開催されました。当日は、総勢20余名のメンバー様やそのご家族をお迎えして、畑岡選手自らがデモンストレーションを行ったり、直接手ほどきをするゴルフクリニックなどのプログラムが催されたようです。

「およそ7割が日本から来ていただいた方々で、ハワイにお住いの地元の方々もいらっしゃいました。以前からプレーを楽しまれているゴルフファンの皆さんはもちろん、今回初めてゴルフに挑戦するというご家族もいて、私にとってはゴルフという競技の魅力を知っていただくよい機会になったと思っています」

具体的に、メンバー様とはどのような触れ合いの場が設けられたのでしょうか。

「実はこうしたレッスンを教える側に立って経験するのは初めて。むしろ私の方が少し緊張していたかもしれません(笑)。その日、初めてクラブに触れたというメンバー様もいらして、そういう方にはグリップの握り方を教えるところから。逆に、まだ小さいのにかなり上手なお子様がいて驚かされたシーンもありました」

終始和やかな雰囲気で進められた特別なひととき。時には専門的な質問や、それに応える技術面でのアドバイスが飛び交い、畑岡選手も新鮮な気分で皆様と向き合い、束の間のファンとの時間を存分に満喫されたそうです。

「海風が吹くハワイでは、ふだんの試合のセッティングよりも、高い番手のアイアンを選択することがあります。なるべくボールを高く打ち上げずに、弾道を低く抑え、風の影響を受けないようにするんですね。そういった技術的なお話も交えながら、私自身も皆様との会話を楽しんでいました」

現役のプロ選手を招いて行われたこの特別イベント。ご参加されたメンバー様にも、その感想を伺ってみましょう。

ご家族皆様でゴルフに親しみ、プレーを目的にハワイを訪れているという野地様ご一家は、今回のスペシャルイベントを「プライスレスな出来事でした」と語ってくださいました。

「畑岡選手から直接手ほどきをいただいて、心から感動しました。こうした体験を通した思い出は一生記憶に残ると思います」

また、コロナ禍を経て、久しぶりにハワイに戻られたと仰る鍋島様ご夫妻も、今回のイベントを終えられご満悦のご様子でした

「奈紗さんの優しい人柄に触れることができてとっても楽しかったです。少々ゴルフからは離れていたのですが、これを機会にまた始めてみようと思っています」

HGVトーナメント・オブ・チャンピオンズを振り返って

2023年1月、フロリダのレイク・ノナ・ゴルフ&カントリークラブ(英語)で行われたHGVトーナメント・オブ・チャンピオンズは、LPGAツアーの開幕戦です。畑岡選手は大会3日目にスコアを伸ばし、トップと3差・2位にまで浮上。結果は5位で終わったものの、距離のあるパッドを見事に沈めるなど、随所で印象的なプレーを披露し、大会を大いに盛り上げてくれました。

「レイク・ノナGCは、練習で慣れ親しんでいたコースではあったのですが、やはり時折強くなる風を攻略するのが難しかったですね。グリーンもかなり仕上がっていて(表面が硬く締まってボールが転がりやすくなるため)難易度が上がっていました」

しかし、その一方で、次につながる確かな手応えもあったと振り返ります。

「このHGVの名を冠した開幕戦は、過去2年間に行われた試合の優勝者しか出場できない栄誉ある大会です。この大会に出ること自体が目標であり、今年はホストプロとして、しかもHGVのアンバサダーとして出場できたことが本当に嬉しく思います。途中スコアを伸ばし、最終日は最終組で回ることができたのも収穫の1つでした」

ちなみに畑岡選手は、このレイク・ノナGCで行われた昨年の開幕戦にも出場。練習時に、HGVの取締役社長兼最高経営責任者のマーク・ワンに声をかけられ、それがきっかけとなってアンバサダー就任のオファーにつながったのだとか。常々、ファンとのつながりを大切にしたいと願う畑岡選手にとって、競技の輪を広げる機会と考えられたのだそうです。

畑岡選手にお聞きしたクラブリゾートの印象、旅のヒント

現在は拠点をフロリダに置く畑岡選手。各地を転戦する際はお母様が帯同し、アメリカ各州はもとより、タイやシンガポールといった海外の大会会場にも足を延ばすことがあるそうです。

「今回、ロッテ選手権出場のためにオアフ島を訪れ、ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブに滞在させていただくことになりました。私にとって初めてのHGV体験。お部屋がすごく広くて、ベッドも大きく、まるでお家にいるような感覚に感動しました。快適に過ごさせていただいています」

前述の通り、月に2度3度のペースで様々な大会へと飛び回る日々。その都度、ホテル生活を余儀なくされるそうですが、HGVのリゾートに泊まられた率直な感想を伺ってみました。

「素晴らしいと思ったのは、お部屋に備え付けの洗濯機があることです。遠征中もトレーニングに明け暮れる毎日なので、自分の好きなタイミングでお洗濯ができる環境は本当にありがたいことなんです。コンドミニアムスタイルがあらためていいものだと再認識しました」

また、スポーツ選手にとって食事や栄養管理も重要なポイントです。畑岡選手の場合は、お母様が腕によりをかけて作られた手料理を食べ、常にベストな体調を維持できるよう努めていらっしゃるそうです。

「広いキッチンがあって、とても重宝しますね。競技仲間にもHGVリゾートでの滞在をすすめたいくらい。ここザ・グランドアイランダーだけでなく、HGVは世界各地に素晴らしい施設があるとお聞きしています。特にマーク・ワンさんがおすすめしてくださったのが沖縄のザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ。いつかはまとまった休暇を取ってリゾート気分を味わい、近くのゴルフ場でプレーを楽しんでみたいと思っています」

他にも、長期にわたるツアーを過ごすにあたって、こだわっているポイントをお聞きしました。その1つが時差ボケ解消のためのリフレッシュタイムです。

「昨年から全米ツアーに参戦していますが、ここハワイで行われるロッテ選手権は、他の大会よりも開催までに少しだけ時間的余裕があるんです。今回も、前の大会が開催されたカリフォルニアから前週のうちに前乗りして、モチベーションを高めていく時間を取ることができました。練習だけでなく何日かはオフを設けて、ダイヤモンドヘッドに登ったり、近郊へドライブに出かけたり。カリフォルニアとハワイの時差はほんの3時間程度なのですが、体調を整えるために早めに次の遠征地へ移動し、できるだけリフレッシュする時間を確保することが多いですね」

さらに、旅の相棒としてマイ枕を持参するのも大切なルーティン。もしかしたらハワイをはじめ、海外のリゾートでゴルフを楽しみたいとお考えのメンバー様にとっては、とても参考になる旅のヒントかもしれません。

「日々の疲れを癒やす睡眠がもっとも重要ですね。睡眠不足はプレーに大きな影響を及ぼします。高さや硬さを自分好みに調整した枕は、私にとってもはや旅の必需品なんです」

今回、HGVアルティメットアクセスのイベントにご協力いただき「リゾートに滞在しながらゴルフを楽しむバケーションは、本当に贅沢なことだと痛感しました」と語る畑岡選手。

ハワイ同様、HGVリゾートがあるそれぞれの地域には、周辺に綺麗なコースがたくさんあるので、「旅を楽しみながら素敵なコースを巡り、より一層ゴルフに親しんでください」と読者の皆様に向けてメッセージを寄せてくださいました。

秋には、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)との共催で、日本で唯一のLPGA公式戦TOTOジャパンクラシックが開催されます。その大会に出場するため畑岡選手は凱旋帰国の予定。開催地となる地元・茨城でも競技普及に一役買い、できる限りファンとの交流を図りたいと考えているそうです。

悲願のメジャー制覇に向けてあと一歩。さらなる成長と進化が期待されます。

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