旅の最新お土産
vol.34
もくじ
江戸時代から宿場町として栄えた小田原。小田原城をはじめ歴史を感じられる観光名所も多くあります。それだけに名物や名産品が多くあり、お土産を何にしようか迷ってしまうことも多いのでは。今回は、ヒルトングランドバケーションズのバケーションスタイル編集部が見つけたお土産をご紹介します。
形や色がかわいい。自分だけの甘味が楽しめる小田原種秀の最中の皮
60年以上の歴史をもつ創業1960年の「小田原種秀(おだわらたねひで)」は、全国の和菓子屋などに「最中の皮」を卸している製造卸をしています。その日に精米した餅米から餅をつくり、その餅を伸して毎日焼き上げる最中の皮は、香ばしくパリパリの食感です。
本業は卸しですが、市内にある本店や小田原駅直結の商業施設ミナカ小田原内にある直営店「福来すずめ(ふっくらすずめ)」では、最中や団子といった和菓子も販売しています。
小田原種秀の有名な和菓子と言えば、小田原城最中。小田原城の形をしたパリパリの最中の皮に、北海道産の小豆でつくったあんこを詰めた一品です。白あんや抹茶あんなどもありますが、小田原らしいお土産なら、湘南ゴールド最中がおすすめです。「今村温州(いまむらうんしゅう)」と神奈川県西部で採れる「ゴールデンオレンジ」からつくられた「湘南ゴールド」をあんこにし、小田原城の形をした最中の皮に挟んだ、まさに内側も外側も「小田原」のお菓子と言えます。
もう一つ、ぜひ試してみたいのが、最中の皮。中身の入っていない、皮のみも販売しているのは、さすが製造卸の店です。同店がつくっている色々な最中の皮を詰め合わせているので、それぞれの形や色を楽しめて、気に入った皮に好きなものを挟んで食べることができます。小田原種秀スタッフおすすめは、アイスを入れたり、チーズを入れたり。焼きマシュマロもおいしいそうなので、BBQなどでも楽しめそうです。
その他、みそ汁やスープなどに入れると、お麩のように食べることができるそう。自分なりのアイデアでオリジナル最中を楽しめます。
なお、最中の皮詰め合わせは、時期によって入るものが変わるため、形や色などはその時々のお楽しみです。
この他、和洋折衷とも言えるキャラメル最中も人気の商品です。生クリームを練り込んだキャラメルを、アーモンドとくるみに絡めて最中の中へ。同店のパリパリで香ばしい最中だからこその食感と味わいが楽しめます。
この他にも月に1度のペースで季節に合わせた最中や和菓子を販売しているので、時期ごとに変わる最中や和菓子をお土産にすると良いでしょう。
最中工房 小田原種秀「福来すずめ」
住所:神奈川県小田原市栄町1-1-15 ミナカ小田原 城下町3階
営業時間:10:00 a.m.~8:00 p.m.
定休日:不定休(施設に準ずる)
HP:tanehide.jp/
あの小田原名物に香りをプラス。燻製工房 然の燻製
小田原駅前の商業施設ミナカ小田原にある「燻製工房 然(ぜん)」。全国各地の漁港から仕入れた魚介の燻製の他、半熟卵の燻製などが人気です。箱根湯本に工房を構えていますが、ミナカ小田原店でも人気の燻製を購入できます。
おすすめは、小田原の名産品の一つ、梅干しの燻製です。小田原産のおいしい梅干しを20度前後の冷燻製でじっくり仕上げているので、梅の旨みが凝縮されていて、燻製の香りと相まって味わい深いものとなっています。プレーンの梅干しの他、はちみつ梅干しとメープル梅干しがあり、どちらもやさしい甘み。これらの3種類がセットになった「梅干しの燻製セット」もあります。
然(ぜん)では、小田原の名産品の燻製がもう一つ。それは小田原と言えば外せない、かまぼこの燻製です。小田原で製造されたかまぼこを燻製にすることで、かまぼこ本来がもつ魚の甘みをさらに感じることができます。
同店の燻製は桜のチップを使用し、ほとんどの商品が20度前後の冷燻製で仕上げているのが特徴。時間をかけて燻すため、スモーキーに仕上がっています。
なお、同店の一番人気は、半熟卵の燻製。とろりとした卵の黄身と香り豊かな白身の絶妙なバランスは、また食べたいと通いたくなる味です。
燻製工房 然 ミナカ小田原店
住所:神奈川県小田原市栄町1-1-15 ミナカ小田原 城下町1階
営業時間:10:00 a.m.~8:00 p.m.
定休日:不定休(施設に準ずる)
HP:minaka-odawara.jp/0003/
かまぼこ通りにあるあんこ屋さんとして親しまれている鈴木製餡所の手づくりあんこ
小田原で80余年、地元の人から「あんこ屋さん」と親しまれている「鈴木製餡所」。かまぼこ通りにあります。同店のあんこは市内のパン屋のあんぱんなどにも使用されており、観光客から人気の「守谷製パン店」や「柳屋ベーカリー」のあんぱんも、こちらのあんこを使用しています。鈴木製餡所のスタッフによると、「小田原のあんぱんやおはぎは、あんこがたっぷりでないと!」と、同店のあんこがたっぷりと使われているそうです。
そんな鈴木製餡所で販売されているのは、シンプルな容器にあんこのみが入った、とても素朴なもの。昔ながらの製法でつくられるあんこは保存料などを一切使用しない懐かしい味です。
人気は定番のこしあんやつぶあん、黒ごまあんですが、小田原産の桜の花の塩漬けが入った春先限定の桜あんや、こちらも販売時期が限定されているお茶あん、ほうじ茶あんなども販売を待ち望むファンが多いのだとか。
その他、紫いもあんや白あんなどありますが、おすすめは湘南ゴールドあん。小田原産の湘南ゴールドの皮と実を丸ごと使ったあんこです。柑橘の甘みと酸味、そして渋みがあんこに加わり、爽やかでフルーティーなあんことなっています。
また、元々は冬季限定だったものの、あまりの人気に定番商品となった栗あんもおすすめ。栗きんとんのように濃厚な仕上がりです。
どのあんこも甘すぎず、食べやすい水分量なので、そのままスプーンですくって食べる人も多いそうですが、お店の通なスタッフはバニラアイスにあんこを添えて、きな粉や黒蜜をかけたアレンジをしているそう。
また、あんこは乳製品と相性が良いとのことで、バターやホイップクリームを添えて、パンに挟むのもおすすめです。
鈴木製餡所
住所:神奈川県小田原市本町3-5-9
電話:0465-22-3520
営業時間:6:00 a.m. ~ 3:00 p.m.
定休日:木曜日、日曜日
HP:instagram.com/suzukiseianjo_odawara/
小田原産フルーツを使った、ちぼりスイーツファクトリーの洋菓子
小田原駅に直結する商業施設ミナカ小田原には、江戸情緒薫る「小田原新城下町」があり小田原の様々なお土産やグルメを、見て、味わうことができます。
中でも、神奈川や山梨で長年愛されている「ちぼりスイーツファクトリー」のミナカ小田原店は、フレッシュなみかんジュースを蛇口から楽しめると人気です。
そんな、ちぼりスイーツファクトリーのおすすめは、神奈川県の西湘地域のブランドフルーツ、湘南潮彩レモンを使ったラングロールです。バターたっぷりの甘いラングドシャに、爽やかな酸味と香りが特徴の湘南潮彩レモンの果肉を練り込むことで、さっぱりとした後味。その軽い口当たりとさくっとした生地は、つい食べ過ぎてしまうおいしさです。
同店には、その他にも湯河原みかんを使ったフロランタンなど神奈川ゆかりの素材を使ったスイーツがありますが、秋冬のおすすめがフィナンシェです。同店のローストくるみのキャラメルフィナンシェは、しっとりしたフィナンシェの真ん中に、コクのあるキャラメルで絡めたローストくるみを配置。贅沢にバターを使ったフィナンシェが、香ばしいくるみを引き立てています。
ちぼりスイーツファクトリー ミナカ小田原店
住所:神奈川県小田原市栄町1-1-15 ミナカ小田原 城下町1階
営業時間:10:00 a.m.~8:00 p.m.
定休日:不定休(施設に準ずる)
HP:tivoli-factory.com/?page_id=708
食べ歩きにもお土産にも!「GOOD Mountain Apple Pie」の焼きたてパイ
小田原駅東口を出てすぐ、地下に広がる小田原地下街「HaRuNe小田原」。地元の惣菜店やお土産選びにも便利なので、宿泊先の部屋で食べられるものを揃えるのにもぴったりです。帰りのお土産購入はもちろん、到着初日にHaRuNe小田原でお弁当やおかずを購入してザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブのお部屋で食事をするのも楽しそうです。
そのHaRuNe小田原で人気のスイーツが「GOOD Mountain Apple Pie(グッドマウンテンアップルパイ)」のアップルパイです。小田原や箱根のお土産店として有名な菜の花が展開するショップで、店内で焼き上げるサクサクのアップルパイが自慢です。
バターをたっぷり使ったサクサクのアップルパイは、ゴロゴロと大きめにカットされた国産のりんごが入ったプレーンタイプの他、カスタード入りタイプのものも。プレーンタイプは、リンゴの甘みとほのかな酸味が絶妙なバランスです。カスタード入りは、リンゴの酸味がクリームの甘みを引き立てています。
お部屋で食べる場合は、再度温めなおしてアイスを添えると少し豪華なデザートになります。シナモンを使用していないので、シナモン好きの方は上から振りかけてみると良いでしょう。
なお、店内にイートインスペースはありませんが、HaRuNe小田原内には座れる場所があります。コーヒーやジュースなども販売されており、一緒に焼きたてパイを味わうことができます。また、賞味期限は三角のものが当日中と短め。購入後は早めにお召し上がりを。
日持ちするお土産としては、バームクーヘンやジャム、飲むゼリー、ジュース、コーヒーなどもあります。
この他、季節のパイもあります。秋にはパンプキンパイが登場。10月31日まではハロウィン使用の特別バージョンで販売中です。11月からはかぼちゃの形をした通常バージョンになり、年内いっぱいの販売予定となります。
GOOD Mountain Apple Pie
住所:神奈川県小田原市栄町一丁目1番7号 HaRuNe小田原
営業時間:10:00 a.m.~8:00 p.m.
定休日:不定休(施設に準ずる)
HP:harune-odawara.com/shop-guide/goodmountainapplepie.html
現在、ヒルトングランドバケーションズでは「アンケートに答えて沖縄旅行を当てよう」キャンペーンを開催中です。ハワイ旅行または航空券付きのヒルトン沖縄瀬底リゾートの宿泊券3泊他、豪華賞品が抽選で当たるキャンペーンは、2025年3月31日まで実施中です。ウェブからのご応募はこちらからどうぞ。
お土産選びを楽しんだら、ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブへ
キッチンやダイニングのあるコテージタイプのザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブは、到着後、お部屋でお茶をしたり、食事をしたりすることができます。プライベートなバルコニーから眺める山々や海は、小田原の四季を感じることができます。
お土産といっても帰りに買うものと決めずに、まずは到着した初日に気になるものを購入して、お部屋で試してみるのはいかがでしょうか。実際に自分で食べておいしかったものをお土産にできるので、自信をもっておすすめできます。小田原には、燻製や味噌、干物などお部屋でそのまま調理ができるご当地ものが多く、リゾート滞在中に小田原の「食」も楽しめます。また小田原にはおいしいパン屋も多いので、パン屋巡りもおすすめです。
ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブの行き帰りにお土産を。タイムシェアを利用して度々行くからこそ、色々なお土産を探してみると楽しいでしょう。
いつも定番になりがちなお土産ですが、探してみると同じお店からでも新しい商品が出ていたり、季節限定商品が出ていたりと、目新しいお土産がたくさんあります。季節限定や小田原オリジナルなどいろいろ探してみましょう。
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ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブ