旅の最新お土産
vol.15
もくじ
ハワイのお土産の定番であるマカダミアナッツチョコレート。ハワイ原産のナッツやカカオからつくられる、ハワイならでのお土産です。でも、ハワイにはまだまだ他にも多くのチョコレートがあるのです。 今回は、おいしくてセンスもよく、ハワイらしいチョコレートをご紹介。お土産にもバレンタインにも最適な、ハワイのチョコレートです。
ハワイならではのチョコレートを、ぜひお土産に
ハワイのお土産を選ぶとき、まずは、「コレを押さえておけば失敗ナシ!」なのが、マカデミアナッツチョコレートでしょう。
ハワイは、マカデミアナッツの産地として有名ですが、生産量が少ないながら、カカオも栽培しています。ハワイの特産を象徴するお土産で、なおかつおいしいのですから間違いありません。
それだけにマカデミアナッツチョコレートは、いろいろな商品が販売されています。定番中の定番ハワイアン・ホースト社のものをはじめ、ハワイを代表するアート作家ヘザーブラウンとコラボしたパッケージの商品などもあります。
でも、ハワイのチョコレートはそれだけではありません。特に近年、ハワイでは個性的なチョコレートショップが次々と登場し、新たな旋風を巻き起こしているのです。
ここでは、老舗からこの数年で人気となったショップまで、ちょっと気になるお店をご紹介いたします。
ハワイ産のマカデミアナッツを使用。
日系人が経営するBig Island Candies
ハワイ島に本店を構える Big Island Candies(ビッグアイランド・キャンディーズ)。たっぷりのマカダミアナッツが入ったショートブレッド・クッキーが人気のお店です。
サクサクの食感、長方形で斜めにチョコレートがコーティングされたクッキーは、かつてはハワイ島のヒロでしか買えない貴重な「ハワイ島土産」でした。
しかし、2013年にオアフ島のアラモアナショッピングセンターに直営店がオープンしてからは、一気に「ハワイ土産」として名を連ねるようになりました。
人気はやはりショートブレッド・クッキーですが、チョコレートも絶品。クッキー同様にヒロの工場でひとつひとつ、丁寧につくられています。
ここではあえて、王道のマカデミアナッツチョコレートをお土産に選んでみるのも良いでしょう。
定番のハワイアン・ホーストとの食べ比べもおもしろいかもしれません。その場合には、ミルクチョコレートとダークチョコレートのセットだと、さらに食べ比べができるのでおすすめです。
少し違ったタイプのお菓子にするのならブラウニーも人気です。こちらのブラウニーは甘すぎない大人の味。
ナッツの味をしっかり感じられるミルクチョコレートカバーや、さらに甘さを抑えたダークチョコレートカバーが定番ですが、これらはネットから通販も可能なので、ハワイで万が一買えなかった時のために覚えておくと便利です。
おすすめはソルトキャラメルブラウニー ミルクチョコレートカバーなど、店舗でしか購入できないものが良いでしょう。
Big Island Candies
(Flagship Factory Gift Shop Location)
585 Hinano Street, Hilo, HI 96720
ハワイ島産のカカオを使った
ビーン・トゥ・バーのチョコレートMadre Chocolate
Madre Chocolate(マドレ・チョコレート)は、できる限りハワイ産の原材料を使うことをモットーに、ハワイで栽培・収穫されたカカオからハワイの工場でチョコレートを製造するビーン・トゥ・バーのチョコレート屋さん。
生産者と直接取引をしてともに良い商品を作っていこうとする姿勢からは、生産者を大切にしたいという想いを感じさせる芯の通ったメーカーです。
人気のフレーバーは「リリコイ・パッションフルーツ・ハワイ・チョコレートバー。ハワイ産のリリコイ(パッションフルーツ)を使ったメイド・イン・ハワイのチョコレートバーです。
ハワイ産のカカオではありませんが、ビーン・トゥ・バーらしさを感じさせるのが、「トリプルカカオ」です。こちらは多くの賞を受賞しているチョコレートで、その理由が「トリプル」の由来にあります。
1つめのカカオは、そのままカカオのこと。ここではチョコレートを指しています。
2つめは、砕いたカカオ豆であるカカオニブ。近年、スーパーフードとして注目を集めています。そして、
3つめがカカオの果肉です。
「カカオの果肉?」と不思議に思われる方もいるかもしれませんが、写真のカカオの中にある白い部分が果肉です。その中に種が入っており、チョコレートの原料として使われるのは、実はカカオの種だけなんです。
この果肉、食べてみるとおいしいのですが日持ちしないこともあり、私たちが目にすることはほとんどありません。
一般的には発酵のために捨てられてしまう果肉ですが、乾燥させたものが「トリプルカカオ」には入っているのです。これぞ、カカオの発酵から生産に関わるビーン・トゥ・バーならでのチョコレートと言えます。
Madre Chocolate
8 North Pauahi Street, Honolulu, HI 96817
カカオ豆の栽培からこだわった
ロノハナ・ハワイアン・エステート・チョコレート Lonohana Hawaiian Estate Chocolate
こちらもカカオ豆からのチョコレート製造を行うブランドですが、カカオ豆の栽培から関わっているこだわりのブランド。しかもカカオの果樹園はオアフ島にあるという、まさにメイド・イン・ハワイ。チョコレートバーにはハワイ諸島がデザインされていて、見た目も中身もすべて「ハワイ」なチョコレートです。
ストレートにシンプルなチョコレートのほか、コーヒーや果物、スパイスなどを入れたフレーバーチョコも揃えており、その年だけの限定品などもあるので、限定品を見つけたら購入しておくのがおすすめです。なお、直営店がカカアコ地区の複合施設「SALT」内にあり、お店では試食をして好きな商品を選ぶことができます。
おすすめは「カナヒク70%シグネチャーダーク」。ハワイにある同社の果樹園で栽培されたカカオを使ったチョコレートで、2014年にロノハナが最初につくったチョコレートバーです。
カカオの風味のバランスの良さが秀逸です。
ハワイのお土産にも人気のオレンジの塩「アラエア シーソルト」をまぶしたソルティミルクもハワイらしいチョコレート。
塩がチョコレートの甘みを引き出し、絶妙なバランスを保っています。
Lonohana Hawaiian Estate Chocolate
344 Coral Street, #104A, Honolulu, HI 96813
カイルアで工場見学も楽しめる
マノアチョコレート Manoa Chocolate Hawaii
こちらもビーン・トゥ・バーのチョコレート屋さん。カカオ豆からこだわるブランドの多くがそうであるように、カカオの生産者と直接顔を合わせて仕入れるなどしたフェアトレードのカカオからチョコレートを製造・販売しています。
チョコレートは単一のカカオがつくるものを多くそろえており、ハワイ産の貴重なカカオからつくるチョコレートのほか、タンザニアやペルーなど世界各地のカカオから生まれたチョコレートがあります。
ヤギのミルクのチョコレートや、チョコレートニブ、チョコレートの紅茶なども販売しているので、さらにひとひねりしたお土産になりそうです。
なお、同社の工場がカイルアにあり、事前申し込みで工場見学ツアーに参加できます(12歳以上)ので、参加してみるのも楽しいでしょう。
ホノルル内にもショップがあり、ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチリゾート&スパのショップでは、テイスティングやチョコレートの製造工程を説明してくれるカカオエデュケーションを行っています。
人気は、「ブレックファストバー ハワイアンコーヒー&ニブ」。ワイアルアのコーヒー豆とカカオニブがトッピングされ、コーヒーの香りとカカオニブの食感がチョコレートの味わいを引き立てます。
おすすめは、シリアルやグラノーラにひとかけらを砕いて入れる食べ方。朝食にもぴったりなチョコレートです。
ビーン・トゥ・バーのクラフトチョコレートならではの、単一カカオによるチョコレートなら「ハワイダークチョコレート70%」がおすすめです。
ハワイ産のカカオは高品質と評判ですが、生産量が少なく希少。その中でもハワイ島ヒロ地域のカカオのみでつくった、人気のチョコレートです。
Manoa Chocolate Hawaii
333 Uluniu Street, Kailua, HI 96734
ここで紹介したチョコレートショップ以外にも、ハワイにはユニークなお店がたくさんあります。ホノルル中心地以外の場所にもありますので、チョコレートショップ巡りなどをしてみても楽しいかもしれません。
どのお店の商品も、パッケージのデザインが洒落ているため、お土産はもちろん、贈りものにしても喜ばれそうです。
自分へのお土産はもちろん、バレンタインの贈りものとしていかがでしょうか。ほかの人とはちょっと違う、印象的なプレゼントとして喜んでいただけそうです。
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